勝忠男 松竹芸能代表取締役会長 80歳 | さよなら・さよなら ありがとう

勝忠男 松竹芸能代表取締役会長 80歳


本名・勝忠男=かつ・ただお



松竹芸能代表取締役会長 17日、肺炎のため死去。


大衆芸能という言葉があります。芸人とそれを見ている
観客が舞台を作っていく。会場で笑いがおこり、合いの手
が入っていく。TVが娯楽の王座につく以前では、あたり
前のようにあったエンターテイメントのかたち。



故人は、戦後の上方落語界を支えた演芸場「戎橋松竹」の
支配人として活躍され、その後出演していた芸人を引き連れ
新生プロダクションを設立。そして当時上方を代表する
漫才作家であり演芸人だった秋田實氏が設立した上方芸能と
合併。そこに松竹が資本参加して松竹芸能の前身である
松竹新演芸が生まれます。以下は略歴の一部です。



1958年 松竹芸能を設立


1964年 代表取締役社長に就任


2004年 代表取締役社長を退任
      代表取締役会長に就任


上方演芸界の2大プロダクションのひとつとして、多くの
タレントを有しています。またライブ場に出演していた
タレントのブレークもあり、一時開いた吉本興行との差も
徐々に埋めているのは、故人の面目躍如ではないでしょうか



ご冥福をお祈りいたします。



※ 故人については略歴が情報が非常に少なく、今後継続的に
  更新いたします。



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