「菊の被綿」きくのきせわた
平安時代の貴族の習慣で
菊の節句に行われた宮中行事
夜、菊の花に植物染料で
黄色に染められた真綿を被せておき
※追記
キセワタは菊の色により
乗せる綿の色が決まっている
故に、写真の紫の菊には白の綿
黄色に、と書いたが👆の事情で
黄色と決まったものではないので
追記の形で訂正する

翌朝、夜露や香りを纏った真綿で
体を清めると長命を望めると言われた


古式ゆかしき日本の習慣は
今では知る人が
減っているのかもしれない
次の世代に残して行きたいものです