今回は全身麻酔ではなく、静脈麻酔と局所麻酔ということで、私とともに検査室まで行ったりこは、5時間前から絶食だというのに、相変わらずにこにこ愛想をふりまいてました。
点滴から眠くなる薬を注入されて、私に抱っこされたままウトウトし、完全に眠ったのを確認して先生たちに預けました。
再び呼ばれたのは2時間半後。
説明されていたよりも長くかかったので、さすがに緊張して待ってました。
今回のカテは、今までわからなかったりこの心臓の形、血管の形がよくわかり、今後の治療・手術を計画する上でとっても重要な検査です。
りこはファロー四徴症の中でも最重症の極型ファロー(肺動脈閉鎖)。
しかし今までは、単純に根治手術(ラステリ術)は人工血管で肺動脈をつなげればいいと思っていたけれど、今回の検査で、りこは通常2本ある冠動脈が1本につながっていることがわかりました。
この冠動脈奇形は、ファローの5%の人にみられるらしく、通常のラステリ手術よりも難易度が上がると説明されました。
それから、狭窄がみられたシャントと左肺動脈もバルーンで広げたものの、施術後もサチュレーションは75前後。
激しく泣くと50台まで下がります。
今後、体が大きくなるに連れて相対的に体が酸素不足になることは必至。
今のところ発育は良好だし、75前後のサチュレーションでもしんどさを感じるようなことはないかもしれないけど、根治まで少しでも体を大きくし、安全に過ごすために、手術までの期限つきで在宅酸素をすることになりました。
おそらく1歳前後、遅くとも2歳までには根治予定です。
検診も買い物も、いっつもりこと2人でお出かけしている私にとってはこれからの生活が少し不安だけど、りこは酸素がないと生活できないわけではないし、あまり神経質にならず、やっていこうと思います。
明日は予定通り退院できそうです。
明日から一週間ほど ちゃーば が来てくれるし、パパが仕事なのでパパ側のおばあちゃんがお迎えに来てくれます。
やっと6ヶ月、まだ6ヶ月。
これからも治療は続くけど、頑張っていこうね、りこちゃん
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