自立
ボランティアや寄付などされる方は大変素晴らしい方だと思います。
偽善だという方もいらっしゃいますが、なかなかできたもんじゃありません。
ただ、
お金を払えばいい
とか
一時的に手伝えばいい
という自己満足にならないように気をつけなければならない。
ボランティア、奉仕の精神はとても尊いものでありますが、
受ける側の人間はその後も生きていかなければならないのです。
わずかな蓄えでは一時的なしのぎにしかならないのです。
大切なのは自立させること。
自分たちで日々の糧を得る術を身につけさせることです。
以前行った愛知の児童養護施設では
まっすぐな目をして、
「私は芸能人になりたい」と僕に言った女の子がいました。
僕は
「10年後、自分がどうなっているかハッキリイメージして、そこから必要な事をやっていけば必ずなれるよ。」
と言いました。
それは、僕が今までやって来た事を簡略化したものでした。
現在、僕はタンバリンという芸で、妻と二人で生活をしております。
でも、それがすべてではありません。
自分の力だけでこうなったわけではありません。
たくさんの人の助けがあり、ここまで来ました。
彼女がもし、本気で夢に向き合うのなら、私はそれで生活ができるようになるまで手助けをしてあげたいと思う。
それには、まず自分の仕事をもっと安定させて、いかなければならないだろう。
今は夢を追いかける立場、
将来的には、夢を追いかける人を応援できるように頑張らねば。
最近の日記です。