昨年は8回も海外に行き、
これまでに何回海外に行ってるかホントに分からなくなってしまったので、
これを機会に整理してみることにします。
第1回:1995年3月 ドイツ・オーストリア(JAL)
初めての海外は、本場の芸術を求めてヨーロッパだった。
ハイデルベルクからロマンチック街道をたどって、ウィーンへ。
ウィーンでは、フォルクスオーパーで
モーツァルトの歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」を観る。
この頃は、海外でオペラやクラシックの演奏会を聴くために、
荷物でスーツも持っていっていた。
自分の英語力の弱さにがっかりしながらも、
海外旅行って、こんなに楽しいのかと感激し、以降毎年1回は海外へ。
第2回:1996年10月 ドイツ・チェコ・オーストリア・ハンガリー(ルフトハンザ)
旧東ドイツを筆頭に、旧東ヨーロッパ方面へ。
当時のチェコとハンガリーはビザが必要だった。
ツアーに参加したのだが、
プラハで、どうしてもチェコ・フィルが聴きたくて、
ツアーを離脱して現地でチケットを購入し、
モーツァルトのレクイエムを聴いた。
4ヵ国駆け足だったため、ほとんど記憶にないのが残念だ。
第3回:1997年10月 イギリス(ブリティッシュ・エアウェイズ)
前回の反省を生かしてロンドンのみの完全フリー。
バービカン・ホールに来英していた
サンクト・ペテルブルグ・フィルの演奏会を聴く。
そして、ハー・マジェスティー・シアターで、本場の「オペラ座の怪人」を。
大英博物館に1日費やしたり、
ナショナル・ギャラリーやテート・ギャラリーで観たいだけ観たり。
トラベルカードを作ったので、地下鉄とバスは乗り放題だ。
第4回:1998年8月 ドイツ(ANA)
実はこの頃、数年間ドイツ語を習っていて、
自分のドイツ語がどれだけ通用するかを試すべく、
知人を紹介してもらって、1週間だけホームステイ。
その家の子が通っている大学の寮にも泊まらせてもらったり、
ドライブに行ったり、パーティーを開いてもらったり、
これまでと全く違う海外生活だ。
もちろん、シュトゥットガルトの劇場で、「美女と野獣」のミュージカルも観た。
(当然ドイツ語上演)
「寮に日本人がやってきた」という寄稿も寮誌に載ったり、刺激的だった。
単独でいろんなところを観光したが、
ジャーマンレイルパスを購入したので、ドイツの新幹線も乗り放題。
しかも、その頃はユースパスOKの年齢だったので、かなり安かった。
第5回:1999年11月 スペイン(JAL)
ツアーに参加した。
マドリード・セビリヤ・コルドバ・アンダルシア・バルセロナを回る。
治安が悪くて、フリータイムに闘牛やフラメンコを見に行く勇気が出なかった。
コルドバ観光を終えた辺りから腹痛になる。
ジブラルタル海峡から遠くにアフリカ大陸を見ることができて、
アフリカに思いを馳せるのだが、
そもそもスペイン自体が、キリストとイスラムの文化が融合されていて、
これに触発されたのだ。
今では考えられないが、最初の頃はヨーロッパばかり。
当時は、アジアでごろごろするなんて全く考えていなかった。