もしロジ(もし就活生にロジカルシンキングを教えたら)その1 | ゴンのブログ

もしロジ(もし就活生にロジカルシンキングを教えたら)その1

就活生にロジカルシンキングの基本だけを教えるなら、という観点で、ロジカルシンキングの解説を書いてみました。CV池上彰さんで再生してください!!笑



 これからロジカル・シンキングについて説明したいと思います。ロジカル・シンキングとは、日本語に訳すと「論理的な思考」となります。では、論理的な思考とはなんなのでしょうか?
 


 経済評論家の勝間和代さんは、ロジカル・シンキングについて、「何か複数の事象についての因果関係を考察し、その関係性を表す考え方」と定義しています。また、戦略人事の専門家であり、「あたらしい戦略の教科書」などの著書で知られている酒井穣さんは、「個々の言葉の関係性がしっかりしていて、よく整理された話をつくる力」と定義しています。
 どちらの定義でも、『関係性』という言葉がキーワードになっています。ここでロジカル、つまり論理的とは、「あるものごとと、あるものごとの関係性が正しく把握されている状態」と定義することができそうです。また、論理的に考えるのは、相手に伝えることを目的としています。よって、この2つを組み合わせて私は、ロジカル・シンキングとは

『なぜ?と聞かれた時に理由が論理的に答えられ、かつ相手にわかりやすく伝えるための準備になる考え方!』

であると定義したいと思います。

 さて、このロジカル・シンキングがなぜ就職活動において必要になるのでしょうか?本来、人に思いや考え方を伝える方法はたくさんあるはずです。好きな人に思いを伝えるときには、ロジカルであることよりも、感情がこもっている話し方が重要かもしれません。また、時にはダンスや、演劇などの身体表現の方がわかりやすく伝えられる手段となることもあるでしょう。
 しかし、就活を通じて私たちが進むことになるのビジネスの場においては、誰が聞いてもわかりやすく、客観的で、同じ要素からは同じ思考の結果が生まれることが重視されます。その条件を満たしたコミュニケーションをするためには、社員どうしがロジカル・シンキングに基づいたやりとりをするのが一番てっとりばやいのです。だからこそ、就職活動でも、ロジカル・シンキングの考え方を見につけておくことが大事なのです。

 ここから実際にロジカル・シンキングの解説にうつります。一見難しそうなロジカル・シンキングですが、重要なポイントは2つしかありません。たったの2つです。その2つとは、





1 わけて考えよう!
2 もっと深く考えよう!



というものです。これらのポイントについて、それぞれ説明したいと思います。
・・・が、記事が長くなってしまったので後半は次の記事にて!