血液検査について、 | わんこと地域のこどもたちと歩む  ジャネット村の日々

血液検査について、

11月12日のブログで公表した結果について、

MKM検査機関に

①なぜ、160から20という結果がでたのか

②なぜ、擬陽性から陽性の高い数値がでたのか

説明を求めました。


①については、ありえない数値なので、もう一度、

同じ検体(2回目の血液)が残っているので、確認するとの回答

11月17日、2回目の検査結果と同じである報告を受ける。

②については、陽性の数値があまりにも高いので、もう一度

確認してほしいと依頼、11月17日、血液の溶血が見られ、

正しい判断ができていないとの回答、明日もう一度、採血の予定。


擬陽性から陽性になった、4頭のうち、3頭、血液の溶血が見られ

正しい判断ができてなかったことが確認され再診となりました。

訂正します。


間違 第一回目、擬陽性38頭の2回目の検査

       陰性7頭 陽性10頭 陽性4頭  結果待ち17頭


訂正 第一回目、擬陽性38頭の2回目の検査

       陰性7頭 陽性10頭 陽性1頭 再検査3頭 結果待ち17頭




11月4日の採血の際、動物病院の院長先生のご厚意で、血液培養での

検査のためにも、2頭のわんこの採血をし、同日MNS検査機関に提出しましたが、

その結果がでました。


Aちゃん♀ 以前より避妊済

凝集法検査 第一回160の陽性 第2回目160の陽性(11月4日採血) 

血液培養検査      (11月4日採血)  結果  陰性(マイナス)


Bちゃん♀ 10月22日避妊

凝集法検査 第一回320の陽性 第2回目80の擬陽性(11月4日採血) 

血液培養検査      (11月4日採血)  結果  陰性(マイナス)


凝集法で陽性・擬陽性でも、培養法では陰性とでました。


お客様から血液検査について、詳しいメッセージをいただいています。

ありがとうございました。

後日、紹介させていただきます。


血液検査結果の信憑性

それは、義務化できない理由のひとつなのかもしれません。

検査の義務化は普及できる精度の高い検査方法が確立されて、なされ

るべきかもしれません。遺伝子検査は、検査代金の面でも普及させる

には、難しいでしょう。可能であればそうしてもらいたいですが・・・。

凝集法、培養法での検査には誤差があることを実証した結果になって

しまい、残念です。

今後、精度の高い普及可能な検査方法の開発がされることを願っています。


溶血によって正確な判断ができていなかったことは仕方あり

ませんが、私が再検査を依頼しなければ、わからなかった事実があ

りました。もし、再検査を依頼していなければ、ただの陽性犬として、

その子は扱われていたでしょう。


検査機関、検査方法を一企業がどうだと言うことはできません。

ぜひ、行政、獣医師会などで検討願えれば、幸いです。


今回の結果をへて・・・

検査の義務化を訴えてきましたが、今の検査方法で陽性犬と断定

されるのであれば、義務化は難しいし、意味がないのかもしれません。

精度を高めていくことが必要になります。


どうしていいのか、私自身、わからなくなりました。  

      

すべての検査をし、判定するといっても、

すべて、陰性、すべて、陽性であればいいのですが、どれかひとつでも

陽性であれば、発症、キャリアであると断定するには無理があるように

思います。まったく陰性である可能性もあるのですから。。。

キャリアであるのかないのか、再発の可能性があるのかないのか


だから、数回の検査が必要となるとの回答は、今の検査費用体系では

普及は難しいと考えます。