先日一緒に長いこと働いていて、友達でもあって、最後の数年は私の患者さんでもあった同僚が亡くなりました。
ずっと具合が悪かったけれど、最近は殊更に具合が悪かった。

 
嵐の日にK笹先生と一緒に訪ねて最期会う事ができました。
ご家族ともお話しできました。
嵐の日、面会が終わったら雨はすっかり止んでいました。彼女らしい。
今会ったら、何やってんだよって頭を叩いてしまうかもしれない。

先日の外来に、あたりまえだけど彼女は来なくて、寂しいなと思いました。
だけど、寂しいけれど、ようやく体の苦しみから解放されたのかな。
この春の景色の中、天国へ旅立っていけることを祈っています。