散歩してたら思い出したよ～
去年の夏の事を。
うちの旦那が「チュウメン」取りに教習所に通っていた頃の事・・・
教習所に原チャで行ったはずの旦那からＴＥＬ。
「なんか原チャリなくなっちゃた～迎えに来て。」
（鍵ごと落として見事に盗まれた。のちに無傷で発見される。）
「犬がずっとついてきてて、車に轢かれそうなんだけど
どうすればいいかな？」
「なんか高そうな犬だし、運命を感じる・・・」
うちの旦那、自分以外の生命体に興味なし！なのに
珍しくその犬が気になる様子・・・
なにかのお告げだと感じたらしい。
「とりあえず、迎えに行くから待ってて！」
といい迎えにいった。
そこには、汚い年老いたシーズーが車道にフラフラ～
急いでダッシュして確保。
顔を見ると白内障でどうやら目は見えてないし、
ほって置くとまず車に轢かれる・・・・
「なんか運命を感じるんだよね～
このままにしてたら死んじゃうよね・・・」
と旦那。
こりゃコイツ飼う気満々！？
とりあえず近くの交番に行く事に・・・
交番に行ってみたものの捜索願も出されてないし
ここでは預かれないと言う事で警察署まで連れて行った。
おまわりさんが、飼い主が見つからなかったら保健所
に連れて行くことになるというのでじゃあその時はうちで・・・
なんて話しながら帰ってきた。
飼い主が見つかったら、うちに連絡が来る事になっていた。
２日経ってもＴＥＬなし。
「あの子どうしたかね～」
なんて話していたら警察からＴＥＬ。
飼い主が迎えに来たとの事。
「よかったね～♪」
「なにくれるかな？」
「え！？」
「お礼☆
高そうな犬だったし♪」
こいつ・・・それが目当てだったのか！？
警察から飼い主に、うちの連絡先が教えられているはずなのだ。
でも結局、飼い主からのお礼のＴＥＬもなし・・・
これには、私もムカムカし二人で
「お礼ぐらいしろよな～」 「きたね～犬車に乗せてやったのに！」と
散々文句を言っていた・・・
結局連絡はなし。
そして今日まで忘れてたよ・・・
それにしても随分な飼い主だ。
あんな老犬だったら家族も同然だろう。
家族が助けられたらお礼のＴＥＬくらいするよね・・・
私でも・・・
すっかり忘れてる旦那にこの話を思い出させた。
するとあの時言わなかった本音が・・・
「高い犬だからお礼も豪華だと思って助けたのに・・・」
「え！！「運命」じゃなかったの！？」
「ば～か！俺は無駄な事はしないの・・・
ちゃんと計算してんだよ。」
恐るべし！！ この男！！
しまいに
「あの犬轢かれちゃえば良かったのに・・・」
ひょえ～～～～～～～！！！！！
皆さんこんな人もいるから、親切な人には気をつけてね！！
コイツを敵に回すときは、とどめを刺すときだ！と改めて
認識したＧＯＭＡＫＯでした☆