指導経験で感じたことを


改めて整理しておきたい。














すごく面白いと感じることがある。







ここで何度も書いてきた





「思考の癖」





何年も何十年も上達できない人達ってすごく似ている(笑










ゴルフに行くときは子供のようにはしゃぎ

帰り道はいつもうな垂れて静かになる。







前が詰まるとイライラする。



早く打ちたがる。



前に行きたがる。



他の人の打つ所を見ない。



カートさばきが下手。



クラブをよく忘れる。



ピンを持たない。



同伴者の言動に感情的(特に夫婦)



ゴルフを語ると一流のプロ並みのこだわりがある。



道具の知識と技量のギャップが大きい。



”必ず”リシャフトをしている。



見知らぬ人とのゴルフを嫌う。



同伴者にアドバイスしたがる。



とにかく自分のボールのあるところへ一直線。















当たり前のことを正しく学べば





2年もゴルフを続けると

当たり前のことが当たり前のようにできるようになる。









100叩こうが

110打とうが関係ない。





スコアのゆとりがあるなしではない。










クラブを握って2年経ってもそのレベル?





そういう人は

5年経っても10年経っても変わらない。












他人のプレーのライン上には立たないとか


旗を置く位置を考えるとか


グリーン周りの「遠方先打」に気を配るとか







ゴルフで大事なことを

コースでの優先順位を







わかっていない人って

上達できないんだなぁとつくづく思う。












マナーとかエチケットとか

そんな常識ぶった言葉ではとても片付かない







根深い部分に

上達できない「思考の癖」があることを強く感じている。












自分のスコアで頭がいっぱい。



自分の失敗で頭がいっぱい。











昨日今日

ゴルフを始めた人と大差ない所作。




そのくせ知識と経験だけは

一丁前だから本当にタチが悪い(笑













なんで上手くなれない人って



こんなに共通しているんだろう?













自分が見えてない。





自分がコースで

同伴者にどう見られているかを理解していない。








単にマナーやエチケットの問題ではないことが


一日一緒に居るだけでひしひしと伝わる。













自分が見えない人に

自分の課題が見えるわけないか。




自分を理解できていない人に

自分が上達するために必要な課題を見つけることはできないか。














マナーやエチケットを他人に振りかざす


「自己陶酔型」マナー押し付けゴルファーは問題外として











所作を見れば


ゴルファーとしての実力はかなり把握できる。













初心者ゴルファーは


自覚しておいて欲しい。









周りが見えないようなゴルフはするな。










最初からできなくていい。


少しずつでいい。









余計な気を使う必要はまったくないし



楽しいゴルフになるかどうかは

同伴者と楽しい会話ができたできないではない。



自分のスコアの良し悪しでもない。













あなたの所作が


あなたが楽しいゴルフになるかどうかを決める。













人は皆






自分の評価は常に3割増で


他人への評価は3割減。










その”3割分”を自覚できている人



理解できている人が









上手くなれる人だと私は思っている。












初心者のうちは



自分のことが精一杯で

そんなことを感じられる余裕はないと思う。











でも






1年もすると




少しはゴルフになってくると

少しはゴルフ場に慣れてくると






大きく分かれてくるもの。









そのまま成長せず

いつまでも自分のショットやスコアしか頭にないゴルフをする人と




同伴者やキャディに

ちょっとした配慮ができるようになる人とに。








ミスを引きずってしまう人と


ミスを捨てることができるようになる人とに。








ワイワイ楽しくしゃべることが「楽しい」ゴルフになる人と


静かな中に意思疎通ができることが「楽しい」と感じられる人とに。












自分が楽しいからと言って


周りも楽しいとは限らない。









でも



自分が落ち込むと周りも辛くなる。















そんな所作があることを知っておいて欲しい。
















上手くなれる人って



練習では誰よりガツガツし

コースでは穏やか。











万年アベレージの大きな特徴は逆で





練習はそこそこで

努力は十人並みで





コースに出ると急に意気込む。












その思考が



行き帰りの車中でそのまま言動に出る(笑















ラウンドレッスンと

練習場でのレッスンの両方を







同等に大事にしてきた

指導経験から得た















私の目線だ。





















他人に


同伴者に






影響を与えないこと。


プレーとは関係のない「余計な気」を使わせないこと。









ゴルフというスポーツにとって


もっとも大事な所作だと思う。

















おまけ。










左手だけのアプローチ。





後ろを小さく


前を大きく


軸の安定


加速させる


左へ振る


脇を締める










左サイドを意識した


スイングの左側を意識したドリル。











スイングの基礎を意識しながら



一定のリズムで。










難しいことは考えない。




課題に優先順位を付け

ひとつひとつがクリアできるように。










私のスイング作りの過程も


























追記。