どの場所へ




どのクラブを使って




ボールを運ぶか










ゴルフはその繰り返し。











250y先だろうが



わずか1mだろうが








いつもやることは同じ。











全英を観戦しているといつも思う。


ゴルフの本質をいつも忘れさせない大会なんだと。






飛距離や技術だけじゃどうにもならない。


適切、的確なマネジメントができてようやくスコアが作れる。










バンカーが200個あるうねうねコースでは


ナイスショットはいつでもミスとなる。





私ごときではあっさり100叩きだろうが(笑








普通のコースでもそれは同じこと。




280y飛ばして難しいライやラフに行くぐらいなら


250yの平らなフェアウェイに運ぶほうがパーやバーディを狙えるし




2mでも強烈な曲がりの下りに付けるくらいなら


5mでも上りのストレートにつけた方がワンパットで入れる確率は高い。








完璧なショットが完璧な結果にならないのがゴルフ。



いいプレーが必ずしもいい結果に繋がるとは限らない。









サマンサタバサ・ガールズコレクションの初日。





来日したチェ・ナヨンの言葉。





「スコアは出そうとして出るものではないし


一打一打集中できればスコアが悪くても納得できる」





力量を持ち合わせながらも


メジャータイトルが獲れなかった彼女は





宮里藍も師事するビア・ニールソンの教えを忠実に守ることで





揺るがないメンタルと


メジャータイトルを手に入れた。











大事なのはスコアじゃない。




コースと自分を常にマネジメントしながら


18ホール切れることなく終えること。









90・100叩くとがっかりし


70台80台が出ると大喜び。





次のためのゴルフではなく


いつもその日限りその場限りのゴルフしかやらない。







出だし3ホールで6オーバー、7オーバーするともうやる気を失ってしまう。












ゴルフはそこからなのに。








そこからが底力を試され


そこから実力が試されるというのに。










諦めたらそこで終わり。









どんなに結果が悪くても





最後まで


最後の一打まで





しっかりコースをチェックし


自分の欲をコントロールし





適切なマネジメントとジャッジを下すことが強いゴルファーになるための条件。








結果に関係なく





最後の一打まで集中し


きっちりプレーを終えることが







一番大事なこと。






その日のスコアが大事なんじゃない。







スコアはその


一日の結果なんだから。












最後まで集中を切らさないために


最後の一打まで諦めないために






しっかりマネジメントすること。







過ぎた一打に翻弄されないために


次の一打のために努力すること。









オンプレーンスイングで球を打つことでも



3パットしないことでもない。











どこを


どのクラブで狙うか







なぜそこへ狙うのか



なぜそのクラブなのか








その繰り返しがゴルフの本質。















マネジメントこそ


集中するための源であり











ゴルフそのものであることを記録しておく。