あなたならどうする?











へのコメントありがとうございます。











以前も





1.5mの


下りのスライスラインのパットについて






あの時も


皆様からたくさんのコメントを頂きました。











前回同様



今回も






頂いた皆様のマネジメントやジャッジメントには


それぞれ明確な根拠があり




ご自身の力量に応じた


実に思慮深いものがあると





大変勉強になりました。











自分とはまったく違うジャッジに





「なるほど!」と思われた人も少なくないでしょう。











経験の差



技量の差



ショートゲームに対するこだわりや苦手意識など








個人差があって当たり前で











大事なのは







どんな選択をしたのか






ではなく






その選択にはどんな根拠が土台となっているのか








だと私は考えています。











バンカーがへたくそな人が



こんな難しい状況でSWの選択はありえないでしょうし






こんな難しい状況の方がかえって大胆な攻め方ができる人も






実際に居ますね。









答えなんてありません。






そう思っています。












因みに私は



パター以外の選択支はありませんでした。







ブレイドを使うにはリスクが高すぎるし






砂が薄いとはいえバンカーなので


1cmでも厚く入ったらチャックリという最悪な結果。







オーバーして





アゴの高い


下からのバンカーに入れた方がまだマシだ。









経験の殆どないこんな状況で






自ら難しいジャッジをする理由はなく






躊躇なくパターで転がしました。











砂の影響がまったく計算できず



ややパンチが入って







奥にこぼしましたが(笑







ショートして


下りの強烈なフックという





とても難しいパットを残すぐらいなら









パンチが入っても上りを残していいと思いました。









ここでのジャッジは



セカンドまでのイケイケゴルフとはまったく別。







いくらイーグルを狙ったからと言って



こんな状況からだとプロですらバーディも難しい。









ここがバンカーでなく


グリーン上だったとしても





イーグルはおろか


2パットバーディで上がるにも







至難の業でした。






へたくそな私には(笑










30y近い


下りのフックの超ロングパットを







ふたつで締められるアマチュアがどれだけいるか?








むしろ



「4パットをしなければいい」







という難易度の高さだと思っています。











残念ながらこの状況からイーグルを狙える腕は


当然私にはありませんし










攻めのゴルフは



イケイケの気持ちは







ここで終わり。











ここからのプライオリティは





1、トップしての奥の池には絶対に入れない(何を理由にしても絶対にだめ)



2、チャックリ厳禁!!(ここまでのゴルフが水の泡)



3、ショートはしない(下りの鉄則)







という判断を元に





パターしかないと判断しました。








結果は








返しのきつい上りの




カラーからの5mのスライスを




打ち切れずショートし









パーでした。











プライオリティをしっかり守れたので




ナイスパーだと思っています。









チャレンジした結果なので



後悔はどこにもありません。









あえて言うなら








このバンカーから







あえてアマチュアラインに



つまり薄めにオーバーさせ







「上りのストレートライン」に残したかった。








膨らませ過ぎて



「カップの右」にオーバーし



きついスライスラインを残してしまった。









反省点があるとすれば



それくらいです。









唯一の



バーディルートだったと






反省しています。











短いロングには




こんな風にどこかにワナを張っていますね(笑









結果には満足しています。




それくらい難しい状況だったと思っています。






























皆様のコメントを改めて読み返し





4Uという選択支もあったかなと考えています。











元々4Uは


このブログでも何度か登場しているようにグリーン周りでよく使います。








カラーとラフの切れ目とか






奥にこぼし


砲台で


ダウンヒルのライで





ピンがエッジからすぐとか(笑








4Uのフェースの反発力のイメージがあれば



バンカーやグリーン手前の砂の抵抗を恐れず







「パンチが入らなかったかも知れない」









なんて思っています。













ダウンヒル(左足下がり)のバンカーは






最高難易度。







砂が柔らかければまだしも


砂が薄く下が硬いともうどうにもなりません。








今回のマネジメントの中で


一番注意すべき部分がこのふたつだと思っています。








アップヒルで砂が柔らかければ





たとえアゴがなくても


グリーンがダウンスロープでも


奥が池でもアゴの高いバンカーが待ち受けていても








喜んでSWを使いますが(笑









どう打ってもバウンスが跳ねてしまうような



砂の薄く下の硬いバンカーは








私の力量ではとても無理。










そこまでのスコアや


そこまでのチャレンジは






関係ありません。










あえて4オーバーという現実を書きましたが(笑










「イーグル狙って38で上がりたい」



なんて欲は毛頭なく






「バーディで30台」



なんて計算もありません。










このホールに挑戦したいという気持ちだけ。




力と技術で捻じ伏せたかった。








ただそれだけです。










セカンドで


超難易度の高い奥のバンカーに入れた時点で







脳みそをスコアメイクに切り替えます。







自分の力量を冷静に判断し




狙えるならチップインイーグルも狙うし









こんなバンカーに入れてしまったら



大叩きしないジャッジを優先する。









ただそれだけ。











パーで御の字の状況だったと思っていますが












もちろん





次回も狙いますよ(笑













せめて






セカンドを5鉄で狙えるよう






もう少しドライバーを飛ばさないと










イーグルは厳しいピンポジでした。














たまたまの


ティショットの結果から







欲をかいて狙うのではなく












ティグラウンドから狙う。










だめだったら素直にごめんなさい。




へたくそでした。


まだまだ未熟でした。


顔を洗って出直します。







そんな感じです(笑
















それぞれのゴルフがあること



改めて勉強になりました。











私のジャッジが絶対だとか


これが正しいとかセオリーだとか






そんな記事ではありません。









正解は







もしあなたが



こんな状況になった時にでも






ご自身で出されるとよいでしょう。










私とあなたのゴルフは違いますし



同じである必要もありません。












ただ



あえてアドバイスするなら








100を切れないレベルのアベレージや







初心者は







まずは無条件でパターを使って欲しいですね。









グリーンに乗せるだけで100点満点の状況です。


そのレベルのゴルファーなら。








アベレージは


こういうところで大叩きしますから。








パター以外のジャッジは


まずはパターを使ってから。






それが経験であり


勉強であり







課題となります。








その積み重ねが将来の






100切り



90切り






に繋がります。









スコアメイクとは


そんなマネジメントを言うのだと







私は思っています。













見るのと



聞くのと






やるのとでは全然違いますから。















ゴルフって楽しい。










こんな


たったひとつの状況でも







3Wからパターまで


あらゆるジャッジが存在する。







みなさんのショートゲームや



ミニゲームが





どんな根拠で



何を目指しているのか












それと




私の考えをこうして



すり合わせられるのは










ブログの力であり









お陰だ。















実に楽しい。















また




面白い状況がありましたら


お聞きしますので













ぜひご協力をお願い致します。
















いつもありがとうございます。