『I’m sorry,mama.』 桐野夏生 集英社文庫
- I’m sorry、mama. (集英社文庫 き 16-2)/桐野 夏生
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ルール無視のアウトローを主人公にした
悪漢小説と言いながら、
実はつまんない小物の悪党が主人公の話が多いが、
さすが桐野夏生 である。
キム・ジョンイルネタや美智子皇后ネタはヤバすぎるだろw
さすがに美智子皇后は殺せないが、
太宰治の隠し子は殺してしまいますぜww
で「人間失格」を古本屋に売りにいったら、
25万円もして、女主人公が、
「なんでこんなのが25万円もするんだ?」
と疑問に思うのが痛快である。
母性愛も否定してるのも痛快!
泥棒、誘拐、放火、殺人とやりたい放題の
女主人公に萌えろ!
もちろん体も武器にするが、
40代の不細工な女主人公なので、
美女のセクースシーンにハァハァしたい普通の男は読んではダメポ。
美女どころか、10代から30代の女一人も出てきません。
60代以上の婆様が大量に出てくるババコン向けの小説である。
若い綺麗な女が出てくる小説なんて読み飽きているよな。
パターン外しの桐野夏生 は本当に面白い。