『I’m sorry,mama.』 桐野夏生 集英社文庫 | 表層人間の半可通読書とゲームリプレイブログ(略称半読書リプレイw)

『I’m sorry,mama.』 桐野夏生 集英社文庫

I’m sorry、mama. (集英社文庫 き 16-2)/桐野 夏生
¥460
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ルール無視のアウトローを主人公にした


悪漢小説と言いながら、


実はつまんない小物の悪党が主人公の話が多いが、


さすが桐野夏生 である。


キム・ジョンイルネタや美智子皇后ネタはヤバすぎるだろw


さすがに美智子皇后は殺せないが、


太宰治の隠し子は殺してしまいますぜww


で「人間失格」を古本屋に売りにいったら、


25万円もして、女主人公が、


「なんでこんなのが25万円もするんだ?」


と疑問に思うのが痛快である。


母性愛も否定してるのも痛快!


泥棒、誘拐、放火、殺人とやりたい放題の


女主人公に萌えろ!


もちろん体も武器にするが、


40代の不細工な女主人公なので、


美女のセクースシーンにハァハァしたい普通の男は読んではダメポ。


美女どころか、10代から30代の女一人も出てきません。


60代以上の婆様が大量に出てくるババコン向けの小説である。


若い綺麗な女が出てくる小説なんて読み飽きているよな。


パターン外しの桐野夏生 は本当に面白い。