「西洋美術史Ⅰ原始美術と古代オリエント美術」高階秀爾 監修 美術出版社 | 表層人間の半可通読書とゲームリプレイブログ(略称半読書リプレイw)

「西洋美術史Ⅰ原始美術と古代オリエント美術」高階秀爾 監修 美術出版社

高階 秀爾
カラー版 西洋美術史
学生の参考書みたいなもんだから、この本に紹介されている絵から、
心を癒される画家を探すのは間違っているか?(藁
1990年発行なので、もちろん、レメディオス・バロは載ってません。
この本の中から好みの画家をチョイスしますと、
●メルヒオール・ブルーデルラム
(塔の中に人物を配置するのはバロを思わせて気に入った)
●ヒエロニムス・ボッス
(高校生に舐められる地獄のような社会に生きているので、地獄絵は共感した藁)
●ジャン・ルイ・テオドル・ジェリコー
(政府を糾弾する社会派なので気にいった。狂人や死体の絵も見てみたい)
●カスパル・ダーヴィト・フリードリヒ
(CGみたい、凄えかっちょええ!)
●フランシスコ・デ・ゴヤ・イ・ルシエンテス
(反戦というか、レバンチェスタに共感します)
●オディロン・ルドン
(怪物だ、ファンタジーだ、SFだということで、親しみ易い)
●エドヴァルト・ムンク
(叫びに感動しない奴は、絵を見る必要はないと思う)
●ジォルジオ・デ・キリコ
(寂寥感がたまらない、ハァハァ…)
●サルバドール・ダリ
(メカがぐにゃりと撓むのはインパクトあるよな)
こんなもんか?
ルネ・マグリットは文だけで絵が紹介されてないのは、意外だ。
中学か高校の教科書に、マグリットの絵は載っていたと思うが、
まあ、それには、あんまり感動しなかったが、
バロの展覧会の図録の中の、バロが参考にしたマグリットの絵は
面白かった。
あんな絵も描いていたと知っていたら、マグリット展観に行ったのに~。
教科書や参考書に紹介されている絵のみで、画家の全てを理解した気になるのは浅はかだと、
今頃気付いた。
でも、この本は参考書なので、参考書として、知っておくべき事柄のノートを取るか。


Ⅰ原始美術と古代オリエント美術


Ⅰa原始美術<primitive art>


旧石器時代の美術


洞窟絵画、岩陰彫刻、動産美術。
オーリニャック期。
ソリュトレ期。
マドレース期。
ラスコー洞窟に描かれたビソン<野牛>。
アルタミラ洞窟。
歪曲描法。


Ⅰbメソポタミア美術(サーマッラー期BC5100頃~4500頃ハラフ期~4200頃)


シュメール美術(ジュムデト・ナスル期BC3000前後)


アッシリア美術


アカイメネス朝ペルシア美術


Ⅰcエジプト美術


マスタバ形式の墓。
宗教建築。
アカデミズム。
絶頂期新王国時代(BC1786頃~1567頃)。
建築複合体。
多柱式建築。
アマルナ時代。
写実主義ロボと理想主義ロボが合体する。
更に多段合体ユニットとして色彩主義ロボも登場する。(いかん、やはりギャグを入れたくなる藁)
自然主義美術。
約三千年に及ぶ長大な時間的拡がりを有してるにもかかわらず、様式がほとんど変化せず一貫している。
それは沈め浮彫のような特殊なロボを生むことになる。
(↑やはり、ギャグに走るのか藁)

現代までノート取ります。
本は読んだら叩き売る主義なので、ノートを取るのだ!ガシガシ!!
辞書として反復性が有効な本は売りませんが、
美術の知識など、汎用性がなくて、手元にあっても
空間の無駄だろうしな。