以前にも利用し好評だったためにこのお店に決定したのだそうです。
場所は富士ポートホテル(2014年4月からアパホテル富士中央としてリブランドオープン)の裏手、小潤井側の北側に位置していますが、近くにわかりやすい目印はない(強いて言えば道の向かい側にイタリア料理のお店がありました)ので、それを目印に行くのがよさそうです。
夜になると周囲に集客しらつが少ないためか結構国いので特にわかりにくいかもしれません。
お酒を飲んだ場合にはもちろん車は利用できませんが、飲まない人がいれば車も利用可能ですね。
駐車場は店の前に6台、隣の駐車場に10台分が確保されているそうです。
ちなみに平成22年10月に富士市永田町から移転しているので、電話番号で検索すると現在の店舗ではなく旧店舗を案内されてしまう場合があるので、ナビのデータがいつのものかには注意が必要なようです。
入口を入ると正面からも右手はカウンター席。
厨房を囲む形に配置されているので、お店の方とお話をしながら料理を楽しみたい人におススメです。
左手は個室で、座敷は基本的には大、中、小の3部屋に分かれているようです。
間仕切りをはずしてつなげると20名まで利用が可能ということでしたが、私たちが利用したのはきっと一番大きな部屋でしたが、そこに10名が押し込まれた形になったので、大の大人が横との間隔なしでくっついたままというのは結構つらいものがありました。
雰囲気は落ち着いた感じのお店でしたので、ゆったりした感覚で利用できていればとても好印象だったと思いますが、利用した日は少しお店のキャパを超えて詰め込みすぎた感があり、それぞれの部屋は中が熱くなりすぎて、出入り部分のふすまを開けていたくらいですので、その様子は想像できるのではないかと思います。
特に前半よりも後半は、なんだか室内が酸欠気味になり、恋がパクパク口を開けているようなそんな感覚になったので、最後の方は料理を楽しむというような感じでなくなったのがとっても残念でした。
最初の料理はお付き出し。
七輪に網を載せ、それぞれが焼くというスタイルです。
スタートはどうしてもすぐに飲みだしたいという意識が強いですが、自分で焼き、焼きあがるのを待つという時間は意外に待てるものです。
あっさり味のたれに浸されたイカとあなご
黒はんぺんも香ばしくてオススメ
焼いているうちに身が丸まってくるので、焼きすぎに要注意
魚介を焼くというのも焼肉とはまた違った楽しみがありますね。
のんびり待ちながら焼けたものを、つまんで味わいながら食べるというすたぃめはいい感じだと思います。
刺身はワサビをすりおろして食べるとこれがまた旨い。
静岡県はワサビの産地としても有名なので、本わさびで食べられると、とっても幸せ。
ボリュームたっぷりの刺身盛りは、マトウダイ、ヤガラ、カキ、アオリイカ、メバチマグロ、ホウボウ、サワラ。
チェーン店の刺身盛りに比べ、一つひとつの厚さが厚く、食べたぁ~と満足できる内容でした。
これはハッキリ言っておススメです。
特にこの生ガキ、プリプリしていて、見るからに美味しそう。
一つのからに2つずつが入っていたので、カキが好きな人にはたまりません。
焼き魚はサケ。
天ぷらもかるーくてサクサクでした。
つけもの
彩に紅葉が添えられていました。
〆はご飯とみそ汁。
ちなみにご飯は鯛めし。
豪華絢爛な内容の後に白米だけだと結構食べるのが大変なこともありますが、ご飯自体にほんのりとした香りと味があるとこれが全く違った感じになり、美味しく食べられるのが不思議です。
今回は席の関係で迷惑がかかったからでしょうか、人れひとりにお土産をいただきました。
中味はなんと鯛味噌。
自宅に帰ってから頂きましたが、こちらも美味しかったです。
利用してから、なんで記事をアップするまでにこんなに時間が空いてしまったのかというと、利用直後は料理の美味しさやお店の雰囲気よりも、詰め込まれすぎた圧迫感と酸欠状態のイメージが強すぎて、書いているとそのことばかりに話題が行きそうだったので…。
実際そのことは記憶に残っているものの、写真から見て思い出す料理はどれもなかなかのもの。
機会があればゆったりした空間でのんびりと味わってみたいものです。
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お店 魚匠なぶら
所在地 〒417-0056 富士市日由乃出町24-4
電話 0545-57-7799
営業時間 17:00~23:00
定休日 日曜日
翌月曜日が祝日・大型連休の場合は変更有
ホームページ http://u-nabura.com
なぶら (魚介・海鮮料理 / 吉原本町駅、ジヤトコ前駅(ジヤトコ1地区前))
夜総合点★★★☆☆ 3.8