お店の名前は「金時」。
もともとはお蕎麦屋さんのようです。
お店の前には、秘密のケンミンSHOWで紹介された「かつ皿」900円はお土産としてテイクアウトもできるようです。
お店を訪れたのは、ちょうどランチ時の12時15分過ぎ…。
扉を開けてびっくり
どこにでもある地味な店構えからは、なんとなくお客がパラパラかな…なんて、思っていたら、予想を大きく上回るほぼ満席。
相席でなくとか席につけました。
メニューはとにかくたくさんあって、どれがいいか目移りしてしまいそう。
お客さんの多くが、「かつ皿」目当てかと思いきや、特にそういうわけでもないようでした。
私は「かつ皿」目当てなので、さっそくオーダー。
混雑している割には手際よく対応してくれるので意外に待ち時間はありませんでした。
こちらが「かつ皿」。
事前にホームページなどで見ていたので特に驚きませんでしたが、視覚から入ってくる情報だけではあまりおいしそうに見えないのがちょっびの残念ですね。
サラダはみずみずしくてシャキシャキしていたのもです。
少し深さのあるお皿に、ご飯が敷かれ、その上に茹でたキャベツが敷かれ、その上にかつ丼などよりも狭めに包丁が入れられた、とんかつが乗せられています。
そして、お蕎麦屋さんらしく、そばつゆに卵を溶かしたタレというかソースをかけてあるというとわかりやすいでしょうか…。
かつ丼に比べ、かなり優しい味で、少々銀杏が持たれている時でも美味しくいただけそうな味付けでした。
上手に写真が撮れませんでしたが、茶色のような色合いに隠されていますが、緑色のキャベツは実にいい感じでした。
千切りキャベツのキャベツカツどんは食べたことがありますが、ゆでたことで色合いがより鮮やかになり、食感も優しい感じになっているのが特徴です。
入口の横には椅子が置かれていましたが、お店に入って納得。
外に並ぶほどお客さんが訪れるということなんですね。
他のお店にはない、その店オリジナルのメニューがあるって素敵ですね。
秘密のケンミンSHOWでは富士市民の多くが、かつ皿を食べているような紹介があったようですが、富士市でも基本はかつ丼。
金時のオリジナルメニューがこの「かつ皿」なんですね。
どちらかというと閑散としている商店街の中に、こういう元気なお店があるというのは嬉しいですね。
シャッター通りの印象が強かっただけにちょっぴり嬉しく感じられたひと時でした。
お店の前にはバス停もありました。
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お店 そば食事処 金時
所在地 富士市本町7-18
0545-61-0205
営業時間 11:15~15:00、17:00~21:00(L.O20:00)
定休日 木曜日
席数 29席(お座敷4席×3、テーブル4席×3、カウンター5席)