「冷やし中華始めました」みたいですが
今日から新しい抗がん剤（セツキシマブ＋イリノテカン）を始め、１６：４０に家へ戻りました
開始前、昨日までの体調的には味覚障害、喉の痛みは完全に戻ったと言えませんが、それほど気にならなくなり、お腹のドレーン痕の痛みもカロナールで痛みが引き、結局頓服のオキノームは飲まずに済みました
ただし、新たな症状として物を飲み込む時引っかかるような感じがするようになりました
しかしながらFOLFOXを中止して約１ヶ月、これ以上先延ばしにするのも不安になり、昨晩自分の中で開始することを決めました
なんせFOLFOXを使っていても肺転移のところが一回り大きくなった、やんちゃなおいらのがんですからね
せっかく決断したのに血液検査でOUTだったらどうしようと思ってましたが、問題なしで開始となりました
問診の時に物を飲み込む時引っかかるような感じがすることを先生に話したら、困ったような顔をして検査するかどうか聞かれましたが、とりあえず様子見にしました
仮にがんによる影響だとしても結局は肺や肝臓の転移を手術しないのと同じように、対症療法しかないのかなと自分なりに考えたからです
でも家に帰ってきて冷静に考えたら、先生が検査をすすめる理由など突っ込んで話をしたほうが良かったのかと思います
また来週も通院なので、この１週間様子を見て情況によっては先生に詳しく話を聞いてみたいと思います
さて、おいらにとって４種類目の抗がん剤にして、腫瘍を小さくする目的としては最後のやり方になるセツキシマブ＋イリノテカンですが、レジメンは下記の通り
セツキシマブ（アービタックス） 688mgイリノテカン 130mg
化学療法室入室 10:50
アレルギーを抑える飲み薬服薬
アレルギーを抑える点滴 11:10～11:35（２５分）
アービタックス 11:37～13:50（２時間１３分）
生理食塩水 13:50～14:00（１０分）
イリノテカン 14:00～15:30（１時間３０分）
生理食塩水 15:30～15:50（２０分）
開始から終了まで５時間
FOLFOXのときよりだいたい１時間４０分程長く時間がかかりました
そして想定外だったのは治療費
科学療法室の看護師さんから始まる前に、こんな紙をもらいました
仕事をやめて国保になってからは、なんだかんだで「限度額適用認定証」を作ってなくて、後から払い戻されるようになっています
うっすらとしたイメージでFOLFOXのときと同じくらいかと考えていたので「限度額適用認定証」作っておけばよかったと反省
実際会計時は89,920円の請求でした
持ち合わせで足りなかったので借用書を出してもらい、支払いは来週まとめてにしてもらいました
心配な副作用ですが、今のところは少し気持ち悪いくらいで、FOLFIRI、FOLFOXの時とは違い楽です
５FUのお持ち帰りもないですしね
セツキシマブの特徴的な副作用の皮膚症状に対しては、「１０％サリチル酸ワセリン軟膏」と、「ヒルドイドローション０．３％」と言う塗り薬が処方されました
症状が出る前から塗るといいそうです
セツキシマブは効果があると皮膚症状も出るという薬です
副作用と薬の効果との兼ね合いをうまくコントロールして、少しでも長く続けられたらいいな
FOLFOXは短期間で効果が認められなくなったから
休薬期間中は、味覚障害、喉の痛みがなかなか改善されず、楽しみにしていた食事もままならず、ドレーン痕の痛みも出て、また小林麻央さんの訃報にも触れ、自分が旅立つときはどんな状態なのだろうなどと考えてしまったりして、正直あまりリフレッシュできませんでした
でも始めたからには気持ちを切り替えて、また前向きに進んで行きたいと思います
