本日PET検査の結果を確認しに行ったところ、肺への転移とわかった。

 

まずは医師の説明を箇条書きで。

 

●CTではっきりと見えた肺の影は転移だった。
●肺にほかにも転移の疑いらしきものが4箇所ほどある。
●疑いらしきものがどのように推移するかわからないので、手術のメリット・デメリットを考えると、現時点で手術で切除するのは得策ではない。
●術後から早期の時点(術後9ヶ月)での転移なので、手術時点では目にみえなかった転移がすでにあった可能性が高い。
●PETを受けた病院の医師の見立てでは骨盤内局所再発の疑い。主治医の見立ては、縫合不全治療におけるドレーン長期留置の炎症の影響で反応したのではないかとのことなので、今回の治療はこれをオミットする。
●結果的にTS-1は効果がなかったので、新たな化学療法で様子をみる。
●まれながん(直腸の腺扁平上皮癌)なので治療はどうしても手探りになってしまう。
●化学療法のパターンは以下のどれか。
 ・FOLFOX(5FU/ロイコボリン、オキサリプラチン)+分子標的薬(アバスチンorアービタックスorベクチビックス)
 ・FOLFIRI(5FU/ロイコボリン、イリノテカン)+分子標的薬(アバスチンorアービタックスorベクチビックス)
●化学療法の内容・スケジュールは来週の月曜日に決める。
●それぞれの薬の副作用について(内容は省略)。


影の正体がはっきりしたことで成すべきことが見えてきた。
手術できないパターンの、自分なりに考えていた道筋は、ありきたりだが『化学療法を積極的に受ける。ただし著しくQOLが低下するようであれば休止・中止を考える。』というものだ。
このようになった現実は変えられないので、可能性を信じて、自分の選択を信じて前に進むしかないグー
正直言うと、もし転移であっても一箇所だと思い込んでいたので、『あわよくば手術すればOKかなー』なんて思ってたのはちょっと誤算だったえー
抗がん剤については、わからないことがまだ多いので先輩方のブログ等を参考にし、この一週間勉強します。
そして次に成すべきこともまた考えて行きたい。

 

しし座