安市 43歳 女性

4歳の娘と出かけたスーパーの入り口で10円玉を拾った。
金額が金額のため、「もらうか、募金するか」という提案をしたが、
「落し物を拾ったらお巡りさんに渡すんだ」と譲らなかった。

10円玉を握りしめた娘を伴い、交番へ行った。
きっと、褒めてもらった後にその10円をくれるだろうと思っていた。

ところがお巡りさんは、まじめに書類を作成し、10円を受け取ってくれた。
落とし主が現れなかった場合のことも聞いてくれた。

そして、もらう権利を放棄した娘は帰り道で
「落とした人が交番に行ったら見つかるから良かった。良いことをするとうれしい」と言った。
巡りさんのおかげで、娘はとても良い経験をした。

とってもハートフルなお話で心が和みますね。
人が本来持っている純粋な優しさがにじみ出ていますね。

「見返りを求めず、自分のため」に動く。
お巡りさんのおかげで、良い体験をした娘さんのおかげで、私も良い体験をさせてもらった。

素敵な素敵な出来事に感謝すると共に、その記憶との出会いを感じた。