り香・16歳
埼玉県の高校2年生、「携帯いじって『最近の若い子』って思われるのが嫌です」

携帯を持ち始めた当初は、嬉しくて友達と数十通のメールのやりとり。
でも1年で飽きた。
メールを終わらせるタイミングで悩んだり、返信が億劫になったりした。

「いつもやりとりをしていないといけない関係って、ちょっと」

しかし、校外のイベントの実行委員長をやり遂げた後に、メールが殺到し始めた。
そこには、“感謝”のメールがあった。
面と向かっていえないことが、メールでは伝えられる。

「意外とケータイって便利ですね」と、彼女は言った。


がケータイ、ピッチを持ち始めた頃(10年くらい前。初めて持ったのは、feel H"でした)
今みたいにパケット定額とかもなく、通信も通話料だったりしたけど、
メールのやりとりが楽しくて仕方なかったのを覚えている。

また、ワン切り・ワンコールなるもので、鳴らす鳴らされるを繰り返し、
着信履歴が友達の番号で埋まるのを見るのも、ひとつの楽しみだったりしたものだ。

面と向かって話す、伝えることが一番だけど、
日本独特の“一歩引いた”感じを出すには、ケータイってちょこっと便利かも。ね。