詳細は↓こちらをどうぞ!
まずは下記のデータを見てください。過去3年間(2014年~2016年)の
米ドル円の高値・安値・平均為替レートになります。
取得したヒストリカルデータをエクセルで加工し、表示しています。
ちなみに私はマネースクエア・ジャパンのヒストリカルデータを使用。
調べたい通貨ペアのCSVファイルをダウンロード。
高値(C列)、安値(D列)、終値(E列)でSUM関数を使えば求められます。
期間を指定したい場合は、1行目にフィルタを設定し、
プルダウンから表示させたい年度にチェックを入れればOKです。
さらに日付を月単位や年単位で表示したい場合は、
ピボットテーブルを使用するといいかと思います。
なお「行ラベル」には日付、「値」には、それぞれ高値、安値、終値を追加します。
あとはグループ化で「月」または「年」を指定すれば完成です。
エクセルで計算は面倒だ、という方はWE LOVE FXの
主要通貨ペア為替レート推移を使用してみてはいかがでしょうか。
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ドルストレートのうち米ドル円以外の外貨と外貨の通貨ペア、
つまりユーロ米ドルやポンド米ドルの損益計算方法を紹介します。
外国為替市場で、次のように表示されていたとします。
①EUR/USD(ユーロ米ドル)の損益計算
1.06000で1万通貨を買付し、その後、
現在の売値(Bid)である1.06385で売却した場合。
(1.06385-1.06000)×1万通貨=38.5USD(米ドル)
38.5米ドル×114.50円=4,408円の利益になります。
ユーロ米ドルを取引した場合、損益が米ドルで発生するため、
これに米ドル円のレートを掛けて、円貨ベースでの損益を計算。
②GBP/USD(ポンド米ドル)の損益計算
1.20000で1万通貨を買付し、その後、
現在の売値(Bid)である1.21950で売却した場合。
(1.21950-1.20000)×1万通貨=195USD(米ドル)
195米ドル×114.50円=22,327円の利益になります。
ポンド米ドルを取引した場合、損益が米ドルで発生するため、
これに米ドル円のレートを掛けて、円貨ベースでの損益を計算。
※便宜上、手数料やスワップ等は除いて計算。
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スリップページ(=スリッページ)とは
注文したときのレートと実際に成立したときのレートの差のこと。
ある特定のレートを指定して「逆指値注文(=ストップ注文)」を出した場合、
その指定したレートよりも若干不利な方にズレたレートで成立すること。
またはそのズレそのものを指します。(滑ると表現する場合もあります。)
どうしてこのような現象が起きるのかというと、もともと「逆指値注文(=ストップ注文)」とは、
指定したレートよりも取引レートが不利な方向へと進んだ時点で自動的に成行注文に
切り替わり、その瞬間のレートで成立するような仕組みになっているからです。
また相場の急落・急騰など相場状況によりこのスリップページが大きくなる場合があります。
例えば、有事の際(戦争やテロ、自然災害)や重要指標発表時などが挙げられます。
<具体例>
118円ちょうどの売り「逆指値注文(ストップ注文)」を出していた場合、
取引のレートのBID(売り)側が118円ちょうど以下を初めてつけた時点で
「成行注文」として出されるため、そのレートで成立することになります。
したがって、仮に初めてついたレートが117.97円だったとしたら、
この売り「逆指値注文(ストップ注文)」は117.97円で成立することになり、
結果として「3銭のスリップページ(=スリッページ)」が発生することになります。
ちなみに、利益確定の「指値注文(リミット注文)」でも、タイミングによっては
指定したレートよりも有利なレートで約定することがあります。
あくまで私の経験ですが、約定力に定評のあるマネーパートナーズで
「指値注文(リミット注文)」が有利なレートで約定したことがあります。
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