長南亮、最後の公開練習  引退興行は次世代への継承の始まり | ☆ 格闘技 LOVE インパクト ☆極嬢魂レンノカ 降臨☆

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バウトレビュー
http://www.boutreview.com/2/news/tribe/item_12914.html


10.20

TRIBE TOKYO FIGHT ~長南亮引退興行~

後楽園ホール

引退戦を控えた

長南亮(TRIBE TOKYO M.M.A)が

17日、新宿のDEEPジムで公開練習 


なお、大会の模様は、スカパーやケーブルテレビのファイティングTVサムライ、サムライ2シリーズのほか、

スカパーオンデマンド(1,575円/番組)

USTREAM(1,050円/番組)
http://www.ustream.tv/?lang=ja_JP


のネット生配信も行われることが決定。

ネット配信は27日まで視聴可能だ。



――調整の具合はいかがですか?

長南「怪我も無く、負ける要素は無いですね」

――アメリカで調整されたそうですね。

長南「最初行った所は、アメリカ修行のきっかけになったダン・ヘンダーソンのところ(カリフォルニア州テメキュラ)に行って、

また家に住ませてもらって、それから世話になったトレーナーとカリフォルニアを動いて、

最後またダンの所に行って。

全部で2週間だったんですけど結構濃い時間を過ごせて、いい経験になったと思います。

(4月の)池本(誠知)戦の前は(16か月の)ブランクがありましたし、

コンディションは前とは違うんですけど、

それでもアメリカの連中とは結構やり合えたし、

『いい練習だ』と言ってもらえたので、自信につながりましたね」

――今回、プロモーター兼選手で色々苦労はありましたか?

長南「思ったより大変だったなって部分と、

それ以上に、チケット売れたりとか、ちょっとした成功を味わって行くと、そこがモチベーションなったりするし。

あとはジムも(今回試合のない)清水清隆とかが手伝ってくれて、そういうのも励みにもなりますし、

会員さんもみんなチケット買って応援してくれてるのもわかってますんで。

忙しいとかなんだと言いながら、練習はちゃんとやってきたんで、全然大丈夫だと思いますね」

――ホーンバックル対策はどうですか?

長南「グラップリングに関しては今日一緒にやったタカシ(佐藤天)もそうですけど、

サウスポーが多いんで、中西(良行)も(佐藤)豪則もそうだし、問題ないと思います。

打撃のほうはあんまりサウスポーの強い選手がいないんで、

アメリカでやらせてもらって、日本でミットで追い込んでもらった分を、

割と考えながらできたんで、対策はバッチリだと思いますね。

 自分はデビューしたての頃は『本番で何をやるかわからない選手』ってよく言われてたんですけど、

最近は逆に練習のほうが強い選手になっちゃって、やっぱり集中力が落ちて来ていたと自分で振り返ることができましたね。

最後なんで、しっかり集中して、ポカやらないようにすれば、自ずと勝てんじゃないかな?って。

気楽に考えつつ、試合は集中して持って行きたいですね。

 ダンホンが白井(祐矢)とやった試合を見ても、何も強いとも思わないんで。

はっきり言って。あんなドン臭くてどうするんだってのが、練習で追い上げてる中で見えてきたところがあるんで、あとは集中力だと思います。

寝技に限っては彼は現在進行形のアメリカンスタイルじゃなくて、どっちかと言うとサブミッション入れたような、

当たり前のことしかやって来ないんで、そこは今までの経験でなんとかなります。

あとは一番問題なのはリーチだったりですけど、自分もいろんな選手とやり合って来てるんで、そこら辺は問題じゃ無いかな。

ほんとに、集中力ってのが一番の課題だと思います」

――練習しているうちに、これで最後か、という感慨は湧きませんでしたか?

長南「アメリカに選手として来るのはこれで最後かって思うと、色々思い出も浮かんだりしたんですけど、

今日やったタカシみたいな、俺と入れ替わって出てくる選手に期待してるんで、

自分のそういう部分は別にいいかな、って。

後でアルバムでも見ながら思うのかもしれないですけど、

今はイベント成功させたいし、仲間の試合もいっぱいあるんで、

あんまり物思いにふける時間が無いんですよね。

 逆にいろんな選手が自分に関わってくれて、後輩がいて、仲間がいて、リング上がれば一人なんですけど、

そういう人たちから激励されて、気が引き締まるというか、

絶対殺ってやる、って気持ちはできてますね」

――ここで勝ってタイトルを獲れば、まだまだできるんじゃなかって声があがると思いますが。

長南「雑巾じゃないですけど、今までの全部を振り絞って、もう残ってないですよって形に持って行きたいんで。

体もやっぱり色々故障もありますし、同じモチベーションでやってけるかって言うと絶対に無理なんで。

その分、新しく出てくる世代に期待して、自分は指導であったり、プロモーションであったり、そっちにアジャストしたいですね。

今考えてるのは(大会当日の)20日までのことだけですけど、獲って防衛してやろうとか、『辞めへんで!』みたいな感じではできないですね(笑)。

それ以上に強い選手には出てきて欲しいんで。

なので今日の練習の相手も白井とか豪則じゃ無くて、今回うちのデビューする若手を採用させてもらったというか。

どんどんバトンタッチしたいし、まだ日本人でも若くて強い子がいっぱいいると思うし、

どんどん出てきてほしいですね」

――残る選手たちにどういった所を見せたいですか。

長南「出場選手に限って言えば、『俺を超えろ』ってところはありますよね。

正直言って、素晴らしい選手が集まってくれたとは思うんですけども

『まだまだだな』ってのが。

自分もそんな大したもんじゃないんですけど

『今日は長南の試合を見に来たけどアイツの試合のほうが面白かった』って言ってもらえるような。

『去って行く人間に負けんじゃない』ってのが、特に白井と中西に関しては思うところが強いですね、

ずっと(同じ練習チームで)一緒だったんで。

こういうステージを自分が作ったんですけど、

自力で人を動かせるような人間になって欲しいなってのは、自分の弟子たちには希望ですよね。
 
アメリカの練習とかも、自分が作ってって、

そういうラインができて、今でも友人であったりとか、

自分の人生にとって良い物になってるんですけど、そういう所を経験して欲しいな、

自分で作って欲しいな、ってところがありますね。

だからこの大会では色んなところでインパクトを残してもらいたいです」

――試合後のセレモニーとかは何か考えてるのですか?

長南「関係者のほうでこうしたい、ああしたいと言ってたんですけど、『そこはもういい』と。

引退興行としてあんまり盛り上がりたくないな、ってのが自分にはあるんですよ。

そんなのは結婚式で十分だ、ってのがあるんで(笑)。

だからTRIBE TOKYO FIGHTってのを一つのブランドとしてできるようにするには、

そんな引退だなんだって興行じゃなくて、

各団体から色んな強い選手が集まって、しのぎを削る場にしたいってところがあるんで、

そこでお涙の挨拶みたいなのはいらないんで。

ベルト巻いて記念撮影でお終いですが、2回目は続きます」

――じゃあこの興行は定期化して…

長南「そうですね。来年1回は絶対やろうと思ってるんで。

ただ、作りこんだ興行にしたいってのがあるんで。

今回は選手ということもあってできなかったこともあるんで、

次回は全力でプロモートとかに力注げば、もっといい大会ができると思うんですよね」

――タイトルを日本に取り戻したら、このベルトにはどうなって欲しいですか?

長南「渡辺悠太だったり、うちの白井だったり、今までDEEPに出てなかった村山(暁洋)選手だったり佐藤洋一郎にもチャンスがあると思うんですよ。

特にウェルターなんて国内の選手層が薄いので、そういう連中に争って欲しいですし、

ただ争うだけじゃなくて、お客さんに伝わる試合をして欲しいなってのはありますね。

DEEPのウェルターの連中に関してはまだまだなんじゃないかなってところがありますよ。

ベルトも(ホーンバックルに)持って行かれちゃったし。

自分の引退試合も若手とかとやり合いたかったんですけど、

該当無しって感じだったんで、これからに期待したいです」

対戦カード

第9試合 DEEPウェルター級タイトルマッチ 5分3R
ダン・ホーンバックル(米国/アメリカン・トップ・チーム/王者)
長南 亮(TRIBE TOKYO M.M.A/挑戦者)

第8試合 フライ級 5分3R 
前田吉朗(パンクラス大阪稲垣組/元DEEPバンタム級王者、元フェザー級キング・オブ・パンクラシスト)
マモル(シューティングジム横浜/元修斗世界フェザー級(60kg)&バンタム級(56kg)王者、KOTCジュニアフライ級王者)

第7試合 フライ級 5分3R
漆谷康宏(TRIBE TOKYO M.M.A/元修斗世界バンタム級(56kg)王者)
マテウス・ニコラウ・ペレイラ(ブラジル/ノヴァ・ウニオン)

第6試合 ウェルター級 5分3R
佐藤豪則(TRIBE TOKYO M.M.A/ウェルター級キング・オブ・パンクラシスト)
イズマエル・デ・ジェスース(ブラジル/ノヴァ・ウニオン)

第5試合 ウェルター級(肘無し) 5分3R 
白井祐矢(TRIBE TOKYO M.M.A/元DEEPウェルター級王者)
村山暁洋(GUTSMAN/修斗環太平洋ミドル級(76kg)王者、パンクラス・ウェルター級3位)

第4試合 DEEPルール バンタム級 5分3R
大沢ケンジ(和術慧舟會HEARTS)
赤尾セイジ(NEX)

第3試合 DEEPルール ミドル級 5分3R 
中西良行(TRIBE TOKYO M.M.A/DEEPライトヘビー級王者)
RYO(ランズエンド・ZERO-ONE MAX)

第2試合 ミドル級 5分2R
坂下裕介(フリー)
ルーク・モリ(フリー)

第1試合 ウェルター級 5分2R
佐藤洋一郎(グレイシーバッハ東京/修斗ミドル級(76kg)世界2位) 
髙橋 弘(蒼天塾)

オープニングファイト第2試合 ウェルター級(肘無し) 5分2R 
谷部翔太郎(NATURAL9)
佐藤 天(TRIBE TOKYO M.M.A)

オープニングファイト第1試合 フライ級(肘無し) 5分2R
高橋 剛(TEAM☆ST)
臼井知史(TRIBE TOKYO M.M.A)

スケジュール

開場・17:30  オープニンファイト開始・17:45 本戦開始・18:00

チケット料金

VIP ¥20,000 (売り切れ)
SRS ¥15,000 (残りわずか)
RS ¥8,000 (残りわずか)
A ¥6,000 (売り切れ)
※当日 ¥500UP
※未就学児は保護者膝上に限り無料


お問い合わせ

TRIBE TOKYO M.M.A 03-6914-9497 http://www.tribetokyo.com/