・HP記事更新しました!「予知と運命と並行世界」
・メルマガ配信しました!(メールマガジン内バックナンバーで過去記事読めます)
ビジネス関連の記事が少ないな…とは思っているのですが、カテゴリ作って、記事をしばらく書いていたら判明したのですが、基本会社員って『我慢』しかないなあ…という事実。まだ自営は語れるほど年数も場数もこなしてないですし、世の中会社員の方多いのでビジネス≒会社員対象かと考えています。
もうとにかく我慢しとけ。
ついでにお世辞はデフォルトで言っとけ。
全く嘘でも100個並べられたらどんなに頑固な人間でも1個くらいは信じたくなるものですし、そして会社の部長になるようなタイプは70~80個くらいは信じます、マジで。自分が上司から不当な扱い受けてるから、褒めてくれる部下の言葉なんて甘露です。
充実した仕事ができるのは50代になって、かつ部長クラスになっていないと無理、という話も聞いたことあります。会社員時代、確かに好き勝手やっていたレベルの上司は年代も、役職もそのくらいでした。
その話を聞いた時点で、うわあ、無理…と私には思ってしまいました。
単純な計算です。
10~20代で入社して、50代までだいたい30年超です。
そして、そのあと定年までだいたい10~15年です。
明らかに我慢する年数がやりたいことをやれる年数を上回っている。
さらに、平均寿命が80歳だとするならば、65歳から80歳の25年、組織に正社員として属することができないのに、何をしたらいいのでしょう。65歳になったとたん、それまでの40年がほとんど役に立たなくなってしまうのです。
パソコンの知識?んなもん日進月歩です。
数十年後には下手したら人間がキーボード叩くこともなくなるかもしれませんし、こうしたい、ああしたいと思うだけでプログラムができてしまうかもしれない。そんな時に入力速度が速い、豊富な知識がある、なんて確実に役に立たなくなります。もうすでにその兆しはかなりあります。
既存の知識だとか、誰かが出来るような仕事は、確実に技術にとって代わられる可能性が高いです。
したがって、誰を残して誰を切るか、という時に上司にこびへつらうスキルが必須になってきます。
誰でも、どちらも大して職能が変わらないならば、自分の好みの人間を残したくなるのは人情です。ひいきではなく、自分が権限のある中で、自分が仕事しやすい環境を整えるのはむしろ義務とすら言ってもいいでしょう。私もリストラで異動させられましたし、その事自体は許されるべきではない、とは思っていても相手の状況も分かります。
会社員…この現実を選んだ方というのは、私よりはるかに我慢の職能のある方です。もう純粋に尊敬します。
そして私は、自分の人生に我慢したくない。
楽しい事をして、自分も楽しくして、相手も楽しければ最高。
どうせどんなに頑張ったって全ての人間に好かれるわけでも、嫌われるわけでもないのです。そして私自身も、自分の周りに好きな人間しかもう置きたくない。ならばもっとも近しい人間、自分がまず楽しくなることが、周りも楽しくあるのではないか、と思うのです。
あなたは会社員、向いてますか?