愛知に新たな少年合唱団が誕生! | Boys be ambitious2

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少年よ大志を抱け

こちらでご紹介させていただくのがすっかり遅くなってしまいました!

常滑少年合唱団に続き、わが愛知県に新たな少年合唱団が誕生していたんですよ…(エイプリルフールのようなガセではありません)。知り合いからその情報を教えていただき、本当にびっくりしました。


その名は「名古屋少年合唱団(Nagoya Boys Choir)」

愛知県日進市の日進キリスト教会を去年に活動する"男の子だけの"合唱団です♫


「き、気になる〜〜〜‼︎」

と思ってすぐに講師のウィルソン先生に連絡をとり、2週間ほど前にレッスンを見学させていただきました。その日はシニアクラス(小学校高学年以上)の子たちのレッスンでしたが歌声がとても清らかで美しくて感動し、先生の指導法も本格的で勉強になることばかりでした。

地元(ちょっと遠いけど)にこんなに素晴らしい少年合唱団があったとは…。嬉しさで胸がいっぱいになりました。運命の巡り合わせでしょうか。まさにミラクル!常滑少年合唱団が結成できたときも本当に嬉しかったですが、今回も夢のような体験です。

1年ほど前に結成し、現在団員は16名だそうです。




そして7月2日(日)にサマーコンサートが開催されると知り、もちろん行きました。電車を乗り間違え、猛暑のなかバス停から走って走って着いたのは開演ちょうど。汗だくで申し訳なかったですけど、聴きに行けてよかったと心の底から思っています。
この日はほぼフルメンバーだったのでハーモニーがさらに豊かになり、特に宗教曲は教会の響きにマッチしてスピリチュアルな雰囲気を作り出していました。
団員たちのソロも高音までよく声が出ている子が多く、ある1人のアメリカ出身の少年の歌声はアルトに近いソプラノヴォイスで優しさと哀愁があり、一気に虜(とりこ)になりました!
あぁ地元でこんなに素敵な歌声が聴けるなんて…。また嬉しさがこみ上げてきます。ウィルソン先生の弾き語りもあり、それはそれはかっこよかったです。先生はゴスペルも教えていたり曲のアレンジもできて、本当に多才ですね♫

そのためか振り付けのある楽しい曲もいくつか歌ってくれました。やはり振り付けがあると子供たちも楽しそう^^いろんな曲を歌った方がメリハリがついてそれぞれの曲に対するモチベーションが上がる気がしますね。
日本らしさがありつつ、アメリカの良さも融合した合唱団かなと思います。
そのほかにもピアノ演奏や大人の方たちとの合同合唱もあり、大変充実した楽しいコンサートでした(*^^*)

わずか1年ほどでこんなに素敵な合唱団を築き上げた先生のお力、少年たちのポテンシャルに驚くばかりです!この名古屋少年合唱団に出会うことができて本当によかった…。心の底からそう思います。

ありがたいことに先日のレッスン後や今回のコンサート後、ウィルソン先生にたくさんお話を伺うことができました。以前はアメリカのバーミンガム少年合唱団(Birmingham Boys Choir)をご指導されていたということで非常に少年合唱への造詣が深く、子供たちへの愛情もひしひしと伝わってきました。
音楽的なことだけでなく子供たちとの接し方、関わり方についてのお話なども聴かせていただき、これからの人生の勉強になりました。ウィルソン先生の元で学びたい!と思うほど尊敬できる、素敵なお方です。

「子供の合唱団の指導者は音楽家というだけでなく、教育者でなければならない」

よく言われる言葉です。特に少年合唱団の場合は声変わりという大きなハードルもありますしボーイソプラノ・アルトはとても繊細、そして年頃の少年たちの心もとても繊細です。みんなをどうまとめ、指導していくか。とても大変な役目だと思いますね。

夏はレッスンはお休みで、9月からまた再始動するそうです。
名古屋少年合唱団、そしてウィルソン先生に出会えたこと、心から感謝いたします!


日本に11団体ほどしかない少年合唱団。日本全国くまなく探せばもっとありそうな気もしてきますが、この数年だけで2団体も愛知に誕生してくださり嬉しい気持ちでいっぱいです。きっとこれは運命だと思うので、全力で地元の歌う少年たちを応援していきたいです!
そしてまだまだ日本の少年合唱団は絶滅危惧種なので日本全国、歌いたい少年が増えるよう自分もできる限りの努力をしていきたいなと思っています!



<少年合唱ファン>
キンゴジュこと蜷川(ニナガワ)より