錦糸町亀戸ランチ~ときどき赤坂恵比寿~たまーに番外編で旅先-120907_131118.JPG

9月7日★錦糸町★御膳そば 松月庵 その3★
墨田区錦糸3-13-6
3829-0504

錦糸丼950円+おそばセット250円+
両方大盛り200円=1400円

★「わりと人気の、創作?蕎麦の店」★

錦糸町で蕎麦を食べる場合、ここも避けられない。

2007年7月に二十弁当、
2010年3月にカレー南蛮+ライス、
これ以来は行っていないのは、
些か高めの価格設定のせいか。

入口の小さな黒板には、
冷むぎ800円
冷むぎセット ミニかき揚丼付1200円

スペラン
冷たぬきセット
冷きつねセット
鳥粥つき1000円
(※“粥”は弓へんでなく、米へん)

店内に入ると、空いている席へ…
と案内され、一番奥の2人がけのテーブル席に座る。

そこに備えられた、お品書きの冊子を見る。

単品のそばは、もり550円に始まり、
かけ・たぬき・きつね・
月見・玉子とじ・おかめ・
あんかけ・かき玉・わかめ・
山菜・なめこ・山菜なめこ・
とり南蛮・肉南蛮・納豆・
おかめとじ・とろろ・かき揚・
親子南蛮・カレー南蛮・力(ちから)・
本鴨南蛮・天ぷら・天とじ・天ざる…

上天丼・天丼・上カツ丼・カツ丼・
上親子丼・親子丼・錦糸丼・
かき玉丼・照焼丼・すき焼丼・
肉丼・かき揚丼・カレー丼・
きつね丼・たぬき丼・
玉子丼・カレーライス。

過去2回は気づかなかったが、
これらに+250円でおそばセットにできるとある。


この中で気になったのが、錦糸丼。

店員のおばちゃんに内容を尋ねると、
鰻を刻んで、ゴボウなどの野菜とともに玉子でとじたものと言う。

これで、お願いした。

お品書きのその先には、
定食系のラインナップ。

きつね定食850円
たぬき定食850円
十八弁当850円
十九弁当1000円
二十弁当1100円
太平御膳1150円

ほかにも、
山吹・京ごのみ・梅じそ・しのびどり、

三ツ目通り・四ツ目通り・
雪割・男ごころ・女ごころ・納得そば

ほかにも、季節ものも豊富にある。

これらを見るうちに、
思ったよりも早くお膳が用意された。
錦糸町亀戸ランチ~ときどき赤坂恵比寿~たまーに番外編で旅先-120907_132005.JPG

直ちに、そばを賞味する。

小さな器に、かつおぶしの花が咲いている。


箸で手繰ると、ただうず高く盛り付けてある。

そばは、硬派な噛みごたえ。

かえしは、渇水期のダムの水のように少量。

江戸前らしい、辛いかえし。

そばをすべて手繰り終えたら、錦糸丼に行く。
錦糸町亀戸ランチ~ときどき赤坂恵比寿~たまーに番外編で旅先-120907_132429.JPG

たっぷりの玉子とじのど真ん中に、生玉子が落してある。

それを崩してから、食べ始める。

刻んだ鰻がまんべんなくちりばめてあり、

タケノコ・シイタケなどもたっぷり。

この夏は鰻の相場が上がったので、
うなぎ屋に行くのは自粛してきたが、
鰻の生臭さがまだ主張しており、
個人的にはちょっと期待はずれだった。

ごはんのボリュームも、
大盛りでお願いしたことが、実感できなかった。
新香の皿には、たくあんと浅漬け。

浅漬けのダイコンは辛味が主張して、美味だった。

味噌汁は赤だしで、解けた麩とワカメの具。

こうしてすべて食べ終えて、蕎麦湯をお願いした。

すると朱色の桶の中に、アツアツの蕎麦湯が一杯に用意されていた。

薬味のワサビと刻みネギととも、頑張って賞味したら、
このせいで満腹になった。

今日居合わせた客は、騒がしいリーマン数人組、
ケータイで喋っている金融屋、
喫煙リーマンなどのこの界隈のいつもの客層だが、
珍しく初々しいスーツ姿のOLの姉ちゃんが長い時間、
隣りのテーブル席にいた。

そのせいで、マナーの悪い客たちとの距離が保たれたと同時に、
久し振りに目の保養にもなった。

これも加味して、
ちょっと高額になったが、いい感じのランチとなった。