うちのブサイク犬。はんぞー(♀)
11月8日で12歳になりました。
ちょっと猫に好かれるのがとりえの
ただのブサイクだと思っていましたが
ちょっとびっくりする才能があると知りました。
3日前にはんぞーのお友達わんこの家から電話があり
「もう10日くらい寝たきりに近い状態なのよ」と。
そのわんこはゴールデンではんぞーより半年早いお誕生日の子。
とても仲のいい子なので心配になって様子を見に行きました。
もうここ数日はおしっこに外に行けない状態なので
おむつして暮らしているとのことでしたが・・・。
はんぞーが遊びに行ったらなんと外に出て遊ぶんです!
尻尾振ってうれしそうにじゃれてくるんです!
後ろに杖をついてる方が写っていますが
それはこのゴールデンのお母さん。
昨年9月に脳梗塞を患って、右半身に少し麻痺が残ってしまったのです。
だから自分のうちのゴールデンが寝たきりになってすぐに
獣医さんについこんなことを言ってしまったそうです。
「私の身体が不自由だから思うように看病してやれません。
安楽死させてもらえますか」
と。
すると獣医さんは
「僕は治すために医者になったんです。
様子がおかしくなったら夜中でも休みの日でも来ます!
だから一緒にがんばりましょう」
と励まされたそうです。
はい。この獣医さんはうちが紹介した病院の先生です。
本当にこの先生は寝る時間を削っても来てくれるんですよ。
このゴールデンのお母さんは本当にこの子を大事にしていて
この子は私が知っている中で一番賢くしつけられた
わんこでもあります。
そんなに愛情を注いでいるのに
安楽死を口にするほど追い詰められていました。
だけど
はんぞーが遊びに来たらこの元気っぷり!
はんぞーが見守っていますがゴールデンは
うろちょろするのですぐフレームアウトするくらい動きます(笑)
お母さんは涙目になって
「なんかはんちゃんちに嘘ついたみたいに元気ね」
と嬉しそうでした。
昨日も遊びに行ったら
なんと200mくらい離れた公園まで
一緒に散歩に行けました!
これは公園で一緒にいる姿。
ラブラブでしょ?(笑)
元気になっちゃいました!
実は前にも同じようなことがあったんです。
それも2匹。
もちろん病気を完治させる事はできません。
けれどぐったりしていた子達が
はんぞーが遊びに行くと
死の間際まで元気に遊びおやつをねだり
楽しそうにしていたんです。
今でもそのわんこの飼い主さん達に会うと
「はんちゃんと会う時は不思議と元気だったわねぇ」
ってしみじみ言われます。
ずっと苦しんでいる姿ばかりじゃなくて
楽しそうにしている姿が見られて救われたと。
そういえばえのんも最後の方は
はんぞーの近くにずっといたなぁ。
すっごいなぁ。
はんぞーってそんな才能があったのかぁ~。
ちょっと自慢のうちのブサイクです(笑)