☆「宇宙ショーへようこそ」見てきたよ

「かみちゅ!」を生み出したスタッフがオリジナルアニメ映画を作った!
それが「宇宙ショーへようこそ」です。
構想から5~6年経て、今回晴れて放映される運びになったのです。



コアなアニメファンな知ってる人も多いかもしれませんが、
「おお振り」「黒執事」「WORKING!」などを制作しているA-1は、この「宇宙ショー」を制作するために作ったアニメ会社というのは有名な話だったりします。
そのくらい時間をかけ、アニプレの期待を込めた映画なのです。

この辺で無駄な前振りは終わらせて、内容なのですが
ざっとしたあらすじを言いますと

舞台は日本の田舎、その村の子供達の前に犬によく似た「宇宙人」と出会います。
その宇宙人と仲良くなった子供達は、宇宙人と修学旅行と題した宇宙旅行に出かけます。
旅先は月、そこは現代の地球を越えた文明があったのです。
ですが、そんな楽しい旅行でしたが、とある理由で地球に帰れなくなってしまいます。
子供達はどうなってしまうのか?とある理由とは何か?

この後は劇場で見てほしいと思います。

あらすじとかネタバレをせずに感想を書きたいと思います。

・作画・背景・CG画面に出るもの全てがとてもきれいかつ細かい描きこみがされている
これでもかってくらいの情報量が入っています。
最初はすごくきれいでホレボレするほどなんですが、2時間の映画になるとちょっと疲れてきてしまうなと思いました。

・主人公の子供達の芝居がいい!
声優じゃない子役だからこその演技だったと思います。
その子供達の脇を固める、藤原さんをはじめとする声優陣の芝居がより引き立たせていたと思いました。

・中盤~終盤にかけて、話が込み入ってしまい細かい話や事柄がわからなくなる
伏線や過去のお話、それに加え新たなキャラや新しい土地などいろいろなところへ旅をしていくため、
たくさんの新しい情報が増えてきてしまって、話自体にまで頭がついていきづらい状況になる。
これは、画面の情報量の多さも原因のひとつかもしれません。
話を整理しながら、画面を見て音も聞き、そして背景とかモブキャラの細かい動きも目で追っていますから、頭で話を整理しづらいんじゃないかな。


最後におもしろいかそうでないかというと

おもしろいです


少なくとも1800円の価値はあると思います。
ただもう1回見に行くかと聞かれればNOです。
なぜかというと「疲れるから」
この映画、アニメですけど結構疲れます。
アクションとかほとんどないですけど、上でも出したように情報量の多さで疲れると思います。
ただモブひとつひとつまで細かく動かしてきた「宇宙ショー」は素晴らしいと思います。
一度見てみることをオススメします。



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