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 久しぶりの発信です。


 第19回日本集団災害医学会総会 の準備で忙しくしていました。


 以下に私共の発表資料などがありますので、ぜひご参照下さい。

http://plaza.umin.ac.jp/~GHDNet/sennyu/home.html#y225


 第19回日本集団災害医学会総会 (2014年2月25日~26日、東京)

  • 一般演題3:机上訓練・シミュレーションを取り入れたSTART法トリアージの院内講習会(川口久美、宮谷理恵、越智元郎)―抄録スライド
  • 一般演題11:当院における緊急連絡網運用に関する検討―緊急連絡網と一斉メール併用訓練を通して(第2報)(宮谷理恵、川口久美、越智元郎)―抄録スライド
  • 優秀演題3:災害弱者(入院患者など) の広域避難に関する検討 ―初期被ばく医療機関の視点から(越智元郎、宮谷理恵、川口久美) ―抄録スライド
  • 全国災害拠点病院への要望―原子力災害時の避難患者受け入れについて (越智元郎、全国災害拠点病院連絡会議、2014年2月26日)

                越智元郎

 2013年も押し迫って参りましたが、皆様にはいかがお過ごしでしょうか。



 さて、年1回刊行されます八幡浜医師会報に、懸案のことを2件投稿致しました。このほど「先憂行楽 災害医療コーディネータ・ホームページ」
http://plaza.umin.ac.jp/~GHDNet/sennyu/home.html
に、これらの論考を収載させていただきましたので、ご参照ください。


・要援護者の放射線災害時広域避難について―初期被ばく医療機関からの意見―
(越智元郎、八幡浜医師会報 第75号 p.11-16、2013.12.27)
http://plaza.umin.ac.jp/~GHDNet/sennyu/xc26-1.pdf


・八幡浜医師会の災害医療体制に関する提案
(越智元郎、八幡浜医師会報 第75号 p.17-22、2013.12.27)
http://plaza.umin.ac.jp/~GHDNet/sennyu/xc26-2.pdf



 この号では新たに八幡浜医師会長となられた中野憲行先生の「会長に就任して」と題したご寄稿もあり、その中で医師会の3つの重要課題の一つとして災害対策が上げられています。今年度の八幡浜医師会の動きがよくまとめられていますので、以下に紹介させていただきます。
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 次に第3の事業の原発災害並びに他の大規模災害対策の充実は昨年八幡浜医師会でマニュアルを作り八幡浜市や伊方町との問で災害時の医療救護活動について協定を結ぶ事が必要と思われ立ち上げたものです。昨年は9月に第l回目が2回目は10月に開かれ一応のマニュアルは作成しましたが納得できるものではなく3回目を今年の6月25日に新担当理事の芝田先生に開いていただきました。その委員会では出来る事、出来ない事等、困難な問題が多数ありマニュアル化する事は断念すると言う結論に達しました。4回目の委員会を7月19日に開き災害医療コーディネイターの越智先生にも出席をいただき八幡浜医師会緊急災害時行動指針を承認いたしました。その後、行政との話し合いで少々の手直しはありましたが、みなさんご存知の通りです。私としてはこの行動指針以外にも東日本大震災では未だに復旧がままなりません。何か八幡浜医師会とし手助け出来る事があるのではないかと思っています。
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 お知らせするのが少し遅くなりましたが、八幡浜医師会緊急災害時行動指針が改定されています。
 
 初版(平成25年7月26日承認)
http://plaza.umin.ac.jp/~GHDNet/sennyu/xc25-ishikai.pdf
を「災害医療コーディネータ・ホームページ」
http://plaza.umin.ac.jp/~GHDNet/sennyu/home.html
に収載させていただいていましたが、本日 指針の「平成25年度最終版」
http://plaza.umin.ac.jp/~GHDNet/sennyu/xc25-ishikai.pdf
をウェブ収載させていただきました。これは医師会の原発・災害対策委員会を経たものではなく、理事会協議により修正していただいたものです。


 いくつかの修正点の一部を紹介します。


□医療救護班への協力(修正後)
 市町からの要請、または災害医療コーディネーター、各開業会員からの協力要請時には本部長のもとで編成された医師を派遣する。
⇒ 「災害医療コーディネーター」の要請で医師派遣していただける経路を書き入れていただき有難うございました。


□四国電力伊方原子力発電所事故発生時(修正後)
 (中略)医師会としてどのような活動が可能については原子力災害現地対策本部・愛媛県緊急被爆医療本部と連絡を取り、情報を共有し協調的行動を取ることとする。

⇒ 「原子力規制委員会、保健所と連絡を取」ることになっていましたが、この方が現実的ですね。


 以上です。皆様からのご意見や情報をよろしくお願い致します。