参道の敷石 | Genkunのブログ

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本門佛立宗 京都妙福寺の教務(僧侶)です。
日々のできごとを思い思いに書いています

先日、会議の余談でご信者さんから教えていただきました。

この石畳、旧本堂の時代から使われているものです。実はこの石畳は昔京都市内を走っていた市電の敷石に使われていたものだそうです。新町から現在の柿木浜に移転した時、先住日操上人が廃線になった敷石を市電から購入されてきたそうです。

そのご信者さんは、お参詣のたびに先住がこの敷石のことをお話されていたのを思い出すんだそうなんです。

当たり前の風景にそんな物語があったことを知れて、素敵な気持ちになりました。

what's a wonderful world.