論文発表明けの週、
何故か先週より忙しい気がします笑
いや、自分自身の異動と
来週からの大旅行の準備と
細々とした仕事と
なんだかいろいろ重なってしまって。
これは多分旅先でも毎日メールをチェックして
世界のどこかの誰かと連絡を取らなければならなくなりそうです。
まあ旅行って言っても仕事がらみの目的がメインやから、
別にそれで文句はないけどね。。。
―――――――――――――――――――――――――
イタリアでのハッピー週末の記録を続けますよ。
これまでの歩みは例えばこちらご参照→ 曇天の土曜午前
5月26日(土) 午後
山の上にて休憩の後。
基本ルートはロブ君にまかせっきりで
「で、こっからどうすんのん?」
って聞いたら、
「まあ、最高地点までいくでしょ?」
と。
「やっぱ、そうくるか」
っていうことで、歩みを再開した我々。

歩きます。
歩きます。
ひたすら歩きます。
途中ランチをするのに
見晴らし良く開けてる場所を探しつつ、
でもそんな都合のいい場所がなかなか無くて、
12時から結局14時過ぎくらいまで
歩きっぱなし。
さすがに疲れたから
途中道端に腰をおろし、
先ほどの教会で買った手作りの焼き菓子等々を
もそもそと頬ばります。
「ところで随分歩いてきたけど、山頂はまだかね」
「え、山頂はもう過ぎたよ」
「あ、、、、、そう」
という訳で
達成感の大変薄いランチタイム。
言われてみれば下りがちの道には入っていてね笑
確かに山頂といっても海抜800mくらいで、
普通に木も生えててね。
てっぺんって雰囲気がなくてもそりゃおかしくないよねと。
そんなランチの後、
道は確かにしっかりとした下りに代わり、
鼻歌歌いながら足を滑らせながら
さくさくと下ります。

途中山腹の村に寄り道。
写真右上の集落です。
ごらんの通り天気はいつの間にか快晴に。
なのに、
村のバールにてビールを飲みながら
「ほれ、晴れ男やろ」
って言ったところで、ぱらぱらとまさかの通り雨。
「雨、降ってない?」
って冷静な突っ込みを頂きます。
「でも屋根の下で休憩中やからこれはカウントしないということで」
「はいはい」
と、最後は流される始末。。
気を取り直して下山を再開。
村から海岸までワインとオリーブの畑の間を縫う階段をどんどこ降ります。
これが絵に描いたように雰囲気のある道で。
再度視界が開けまして、
写真真ん中下に見えますのはマナローラの街。
出発地点のモンテロッソから数えて4つ目の街です。
ぎらぎらの太陽に焼かれながら
くたくたの体でようやく街に入ると
やっぱりイタリアの港町の雰囲気。
そしてこの道の突き当たりが、
海!
そして海岸沿いの崖に建つ街↓
という訳で、海抜0mから始め海抜0mで終えた
この日のハイキングは、
延べの登った高さ1000m、
延べの歩行距離は15km。
これは結構良く頑張りましたね。うん。
マナローラからは船に乗ります。
途中、豪雨での土砂災害の爪跡も見つつ、

崖上に建つコルニリアの街も眺めつつ、

船を降りたのは、ヴェルナッツァの街。
夕飯にはちょっと早かったから
無言の了解でビールを飲むスポットを探す我々。
そして崖の上のテラスのある素敵バーにて

沈む太陽を眺めながら
冷たいビールでほっと一息。
一日を振り返りながらまったりと話した1時間。
夕食は少し誤算。
行きたかったレストランは思ってたより高くて、
しかも予約でいっぱいで、
その上レストランが面してる海岸沿いの広場で
地元の警察がなんかのセレモニーをしてて
やたらと人であふれかえり騒がしくて。
これはちょっとないなぁってことで
別のお店を探すも、
その広場以外にはほとんどなくって。。。
というのも、鉄道駅から広場までの目抜き通りが
洪水で激しくダメージを受けていて、
そこにあるはずの店舗はまだ何も開いておらず。。。
結局ちょっと路地にはいった
洪水の被害は軽くて済んだのであろうお店に。
クオリティに不安を抱きつつ頂いた
イワシとジャガイモのキャセロール的なものが
びっくりするほど美味で、これは嬉しい誤算。
ビールもたくさん頂き、満足。
ごたごたしたものの
ドイツ人なのに(失礼笑)食事には結構うるさいロブ氏も
それなりに満足はしたようで。
「良き一日やったねー」
と言いつつ電車に乗り、レヴァントに戻ったら、
何やら地元の祭りが開かれていて、
露天やら、物売りやら、音楽やらとても賑やか。
我々もにょろりと紛れ込み
祭りの中心地の公園のベンチにどっかり座り込み
老若男女本当に分け隔てなく皆一様に楽しんでいる様子に
「ほっこりするね」
なんて言いつつ、
その辺のスーパーで買ったビールをぐびぐび煽ります。
結局23時近くまでそうしていたか、
寒くなってようやく宿へと帰ったのでした。
で、
これで一日は終わりと思いきや、
宿近くまで帰って来たところで
快晴の夜空は、ほんとに見たことない程の満点の星空で、
無数のホタルが飛んでいて、
程良く酔っぱらいながら暗闇の中しばし立ちすくむ我々。
この組み合わせを楽しめるのは、
後にも先にはこの時だけかもと思いながら。
最後の最後まで楽しみ切り
満足感・幸福感とともに終えた土曜日となりました。
何故か先週より忙しい気がします笑
いや、自分自身の異動と
来週からの大旅行の準備と
細々とした仕事と
なんだかいろいろ重なってしまって。
これは多分旅先でも毎日メールをチェックして
世界のどこかの誰かと連絡を取らなければならなくなりそうです。
まあ旅行って言っても仕事がらみの目的がメインやから、
別にそれで文句はないけどね。。。
―――――――――――――――――――――――――
イタリアでのハッピー週末の記録を続けますよ。
これまでの歩みは例えばこちらご参照→ 曇天の土曜午前
5月26日(土) 午後
山の上にて休憩の後。
基本ルートはロブ君にまかせっきりで
「で、こっからどうすんのん?」
って聞いたら、
「まあ、最高地点までいくでしょ?」
と。
「やっぱ、そうくるか」
っていうことで、歩みを再開した我々。

歩きます。

歩きます。

ひたすら歩きます。
途中ランチをするのに
見晴らし良く開けてる場所を探しつつ、
でもそんな都合のいい場所がなかなか無くて、
12時から結局14時過ぎくらいまで
歩きっぱなし。
さすがに疲れたから
途中道端に腰をおろし、
先ほどの教会で買った手作りの焼き菓子等々を
もそもそと頬ばります。
「ところで随分歩いてきたけど、山頂はまだかね」
「え、山頂はもう過ぎたよ」
「あ、、、、、そう」
という訳で
達成感の大変薄いランチタイム。
言われてみれば下りがちの道には入っていてね笑
確かに山頂といっても海抜800mくらいで、
普通に木も生えててね。
てっぺんって雰囲気がなくてもそりゃおかしくないよねと。
そんなランチの後、
道は確かにしっかりとした下りに代わり、
鼻歌歌いながら足を滑らせながら
さくさくと下ります。

途中山腹の村に寄り道。
写真右上の集落です。
ごらんの通り天気はいつの間にか快晴に。
なのに、
村のバールにてビールを飲みながら
「ほれ、晴れ男やろ」
って言ったところで、ぱらぱらとまさかの通り雨。
「雨、降ってない?」
って冷静な突っ込みを頂きます。
「でも屋根の下で休憩中やからこれはカウントしないということで」
「はいはい」
と、最後は流される始末。。
気を取り直して下山を再開。
村から海岸までワインとオリーブの畑の間を縫う階段をどんどこ降ります。

これが絵に描いたように雰囲気のある道で。
再度視界が開けまして、

写真真ん中下に見えますのはマナローラの街。
出発地点のモンテロッソから数えて4つ目の街です。
ぎらぎらの太陽に焼かれながら
くたくたの体でようやく街に入ると
やっぱりイタリアの港町の雰囲気。

そしてこの道の突き当たりが、

海!
そして海岸沿いの崖に建つ街↓

という訳で、海抜0mから始め海抜0mで終えた
この日のハイキングは、
延べの登った高さ1000m、
延べの歩行距離は15km。
これは結構良く頑張りましたね。うん。
マナローラからは船に乗ります。


途中、豪雨での土砂災害の爪跡も見つつ、

崖上に建つコルニリアの街も眺めつつ、

船を降りたのは、ヴェルナッツァの街。
夕飯にはちょっと早かったから
無言の了解でビールを飲むスポットを探す我々。
そして崖の上のテラスのある素敵バーにて

沈む太陽を眺めながら
冷たいビールでほっと一息。
一日を振り返りながらまったりと話した1時間。
夕食は少し誤算。
行きたかったレストランは思ってたより高くて、
しかも予約でいっぱいで、
その上レストランが面してる海岸沿いの広場で
地元の警察がなんかのセレモニーをしてて
やたらと人であふれかえり騒がしくて。
これはちょっとないなぁってことで
別のお店を探すも、
その広場以外にはほとんどなくって。。。
というのも、鉄道駅から広場までの目抜き通りが
洪水で激しくダメージを受けていて、
そこにあるはずの店舗はまだ何も開いておらず。。。
結局ちょっと路地にはいった
洪水の被害は軽くて済んだのであろうお店に。
クオリティに不安を抱きつつ頂いた
イワシとジャガイモのキャセロール的なものが
びっくりするほど美味で、これは嬉しい誤算。
ビールもたくさん頂き、満足。
ごたごたしたものの
ドイツ人なのに(失礼笑)食事には結構うるさいロブ氏も
それなりに満足はしたようで。
「良き一日やったねー」
と言いつつ電車に乗り、レヴァントに戻ったら、
何やら地元の祭りが開かれていて、
露天やら、物売りやら、音楽やらとても賑やか。
我々もにょろりと紛れ込み
祭りの中心地の公園のベンチにどっかり座り込み
老若男女本当に分け隔てなく皆一様に楽しんでいる様子に
「ほっこりするね」
なんて言いつつ、
その辺のスーパーで買ったビールをぐびぐび煽ります。
結局23時近くまでそうしていたか、
寒くなってようやく宿へと帰ったのでした。
で、
これで一日は終わりと思いきや、
宿近くまで帰って来たところで
快晴の夜空は、ほんとに見たことない程の満点の星空で、
無数のホタルが飛んでいて、
程良く酔っぱらいながら暗闇の中しばし立ちすくむ我々。
この組み合わせを楽しめるのは、
後にも先にはこの時だけかもと思いながら。
最後の最後まで楽しみ切り
満足感・幸福感とともに終えた土曜日となりました。