GWの膨大なヒマ時間を使って、情報整理を見直していて、と考えた。「仕事」「業務」「作業」の違ってなんだろう?
自分の職場のボスは「仕事」と「作業」を明確に使い分けています。※「業務」という言葉はほとんど使わない。
ですので、自分もなんとなく使い分けてます。それに、そうしないとタスク管理しづらいですしね。自分の場合、ToDoのリストに列挙されているものは、基本的に「作業」と考えてます。
ボスの使い分けを、自分はこんなふうに解釈しています。
◆仕事:頭を使っている、利益につながる、*遂行するには作業に分解する必要がある
◆作業:頭を使っていない、利益につながっているとは限らない、ルーチン化、できて当たり前
◆仕事>業務>PJT>作業
こんな具合でしょうか。
「業務」というのはつまり、仕事上の役割、担当領域みたいなものでしょうか。
だから、「作業」というのは、業務を遂行するための各工程、といえるかもしれません。
では、「業務」というのは?
役割、担当領域みたいなものといったらいいのでしょうか。
◆作業+作業+作業+・・・=業務
といったイメージです。つまり、業務を遂行するための各工程が作業です。
〔例1〕
コンビニのレジのアルバイトなら
業務は「コンビニ店の販売」
作業は「会計、商品陳列・品だし、ロス下げ、清掃etc.」
(この場合、「仕事」はなんだろうか?)
では、改めて仕事とは?
◆工夫された作業+工夫された作業+・・・=利益に向上に繋がった業務=仕事
ちなみに、ちょっと検索してみたら、ジャパネットたかたの高田明社長はこんなふうに整理していました。
「作業」とはズバリ、「ルーチンワークを言われた通りにこなすこと」です。どんなに丁寧に、真面目な態度であっても、上司に言われたことをそのまま形にしているだけでは「作業」の域を出ません。
ならば、「仕事」とは何か。それは、上から指示されたことを完成させた上で、さらに「これでいいのか」と疑問を持って、自分なりの工夫を施していくことなんです。社長だって、上司だって完璧ではありません。工夫の余地がないことなんて絶対にないんですから。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20090612/197453/?P=1
〔日経ビジネスオンライン2009/06/30コラム〕
===追記 2013-01-12===
これは古い記事なのにいまだにアクセスがあります。
そこで、改めて読み直して、一部を書き改めました。太字部分が加筆です。