マルハン決算 | 恵比寿で働く編集長のBLOG

恵比寿で働く編集長のBLOG

アミューズメント業界をフィールドとするビジネス誌の編集者です

昨日、マルハンの決算説明会に行きました。


店舗が18店増え(新店出店は21店)、売上は前年比1.2%増の1兆8381億円。
パチスロの売り上げ減を新規出店とパチンコ営業へのシフトで補い、トータルで前年並みを維持したという感ですが、営業利益は前年比5.9%増加させてます。

詳細は、AJのニュースブログ に掲載しましたので、ご参照ください。


月刊アミューズメントジャパン3月号に「マルハンの営業戦略」と題した記事を掲載していますが、その取材時点で第3四半期の数字がでていたので、この業績はほぼ予想通り。
<PR>マルハンがなぜこのような業績を残せたのかを知りたい方は、ぜひ3月号をご覧ください。


マルハンの今期(08年度)の売上は、なんなく2兆円を達成するでしょう。

なぜかというと、07年度の好業績の要因のひとつに、競合の停滞があるからです。具体的には、競合の新規出店の減少です。


マルハンの店舗は全国に200店舗を超えているので、どこかの店舗が常に、競合店の新規出店との対抗戦を行っている状態です。
06年度にはマルハン既存店の2店に1店が競合新規店への対策に追われていましたが、07年度には5店に1店と減りました。

つまり、07年度は既存店約160店舗が自社の施策に集中できたのです。

もし競合企業の新規出店意向が前年並みであったら、マルハンはさらに、「マルハンらしさ」を加速するということです。