僕らを感動させてくれた、ソチオリンピックが幕を降ろしました

僕が一番楽しみにしていた、フィギュアスケートの浅田真央選手

前回のバンクーバーオリンピックではライバルに破れ、悔し涙の2位

それから、4年

この舞台の為に、努力しつづけた4年

大きな心の支えであった母の他界

ソチ入りした彼女の表情はプレッシャーのせいか、どこか虚ろで、不安な表情に見えました。
嫌な予感は的中し、身体が動かずショートプログラムでは、まさかの16位

このためだけに並々ならぬ努力をしてきた彼女にとって、ショートの結果は地獄につきおとされた気分

きっと、彼女は誰よりも悔しくて、眠れぬ長い夜を過ごし

翌日のフリープログラム

全てのジャンプを完璧にこなして、演技が終わった瞬間の涙が、彼女の苦しさを物語っていました。

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最高の演技をし、苦しさから解放された彼女は今までにない最高の笑顔を見せてくれました

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演技だけでなく、あれだけの笑顔で魅了してくれた彼女は、偉大なアスリートでありスターです

9年前、14歳で彗星のように現れた彼女

年齢というタイミングでその勢いでトリノオリンピックには参加できませんでした

もしかしたら、その勢いで金メダルがとれていたかもしれません

成長過程によって変化してくる体型の中で技術を進化させるのは大変だったと思います

メダルは手にできませんでしたが、勝負の神様は僕らが想像しなかった、素晴らしい筋書きを用意してくれていました

プロの世界では結果が全てですが、スポーツの世界での結果は時に数字だけでは表せないものだと感じました

きっと、真央ちゃんのソチでの涙はどん底から一夜にして立ち直った、嬉し涙だったと思います