風景印めぐり第19回目。
…の前に、今回も風景印に関するお話から。
当コーナーの第1回目で取り上げた東京中央郵便局 。
そこでは「現在仮店舗で営業中」と書いていましたが、7月17日、新店舗がオープンしたそうです。
元の東京中央郵便局の敷地に新たにできた「JPタワー」に移転し、それに合わせて風景印も新しくなったそうです。
「新店舗でもらいたかった…かも」という思いは、「新旧両方の風景印をもらえる」ということになりました。
これだと、かえっていい方向に変わったかもしれません。
さて、前回の風景印めぐりでは、西尾市吉良町の吉良町郵便局を紹介しました。
今回は、さらに国道247号線を東に進む形で、西尾市(旧・幡豆郡幡豆町)の幡豆郵便局の風景印を紹介します。
幡豆町で有名なお祭りといえば、旧町内の鳥羽神明社で毎年2月に行われる鳥羽の火祭り。
約1200年前から伝えられ、国の重要無形民俗文化財に指定されています。
竹やトウ(藤の草冠が竹冠)などで作られた「すずみ」と呼ばれる大松明に向かって神男が飛び込み、神木と十二縄を取り合い、その年の天候と豊凶や作物の出来具合を占う神事だそうです。
まさに燃え盛るすずみに、神男が飛び込んでいく様が描かれています。
一方、左側には、穏やかな三河湾。
海岸に沿って国道247号線が走り、その途中では海を見ることもできます。
幡豆郵便局
〒444-0799
愛知県西尾市西幡豆町京田1-4
アクセス:名鉄蒲郡線西幡豆駅から徒歩5分
そうそう。
名鉄蒲郡線は、赤字路線として廃止が検討されているそうです。
ただ、この地域の住民にとっては、とても大切な路線。廃止にならないことを祈っています。
幡豆郵便局へは、是非名鉄蒲郡線で。勝手な広告でした。