浦和ロッテマリーンズ | アマチュア野球をめぐる旅。

アマチュア野球をめぐる旅。

高校野球を中心にアマチュア野球(ときどきプロ野球)の観戦記。

千葉ロッテマリーンズ・2軍のホームスタジアム、ロッテ浦和球場に足を運んだ。

野球日和の晴天も手伝い超満員の大入りだった。
休日とはいえファームの試合で観客動員力がここまでになったのはいつからだろうか?


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巨人や日本ハムのファームの試合を観戦すると、立ち見客がいる事は珍しくない。

余談ではあるが、高校野球の地方予選も観客が年々増えているような気がする。
夏は従来と大差はないが、春と秋の大会はどこの地区を訪ねても観客動員が上がっているように感じる。

ロッテ浦和球場の観客席は一塁側と三塁側に土手盛りにされ、長椅子が置かれているだけである。
この日のように観客が多数駆け付けると通路に腰を下ろしたり、シートを広げたり立錐の余地もない。


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三塁側ロッテスタンドには年配の方が楽しそうに語らい合っているのが印象的であった。
談笑をしながらも時折柔軟な表現の野次をグランドに向け、野球観戦を存分に楽しんでいた。
地域密着は千葉だけではなく浦和でも実現されているように感じられた。

三塁側がホームであるロッテサイド、一塁側がビジターサイドになっているようだった。
球場の構造上、ブルペンや準備運動をする施設が三塁側の方が利便性に優れているからだろう。


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さて、ロッテ浦和球場の観戦において見所は三塁ベンチ裏にあるブルペンである。
ファームとはいえ投球直前(ではない場合もあるが)のプロの投球を目前で見れる機会は稀である。

この日、最大のハイライトは服部泰卓の投球練習であった。
サウスポーの服部がもっとも観客寄りに位置するブルペンから投げるので迫力は十分過ぎる。


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キャッチャー寄りに立って身を乗り出せば、自分が打席に立っているかのような疑似体験が出来る。
子ども達が「はえーっ!」と声を挙げていたが、まさに『百聞は一見に如かず』である。

少年野球をしている子ども達にはこれ以上無い経験だと思う。
間近で体感する事で自分の可能性を感じたり、努力の方向が開けるのではないだろうか。


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ブルペン脇に設置されているトイレに駆け込んで来た岡田選手


ロッテ浦和球場までのアクセスはこちらから!
http://www.marines.co.jp/farm/urawa.php


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近くにはロッテの工場?研究所?があります