司馬遼太郎氏の代表作品
NHKドラマ「坂の上の雲」 が第3話まで終わり
次第に面白くなってきた
学生時代に読み耽った司馬文学
「坂の上の雲」や「龍馬がゆく」といった
作品が世代を超えて読み継がれ、
今再び注目を浴び、受け入れられるのは、
日本の国全体がベンチャースピリットに満ち溢れ
鎖国武家社会という既成観念から脱却して
国際舞台に出て行った
当時のダイナミズム、エネルギーを
国民が求めているからこそである
先行き不透明な医療界に身を置く私も
医局を脱藩し、既成観念にしばられず、
自分の内なる声にこだわって
進んでいきたいと思っているので
日本の未来が不透明な時代の中での
主人公たちの志の熱
が肝(きも)になっている話には
素直に好感をもってしまう
「外科医」を志した人間にとって
「自分で多くの手術をして
多くの人を治して喜んでもらう」
これ↑に勝るミッションはない
そこを土台に漠然と自分が描く未来図は
「たくさんの経験を積んで、いい外科医になって
多くの人を治療して喜んでもらう」
↓
「レベルの高い医療チームをつくり、それをベースに、
今までの概念を打ち破る新しい病院モデルを作る」
↓「機会に恵まれたなら、海外病院との交流や
ビジネス界とのリンク・・・民間レベルにおいて、
グローバリゼリーションやリノベーション
に関与して医療界の発展に貢献できたら嬉しい」
漠然とした遠いものに向かう者にとって
「坂の上の雲を目指す」
なんとも 力強くて眩しい言葉 だ
今年もあと2週間
まだまだ手術も残っている
気を抜かず来年の躍進につなげていきたい