2014/1/24 根府川で初めてタモの出番!? | 海釣りビギナー奮戦記

海釣りビギナー奮戦記

 最近釣りをはじめたビギナーの海釣り奮戦記です。

 初めて自分で釣った魚(カタクチイワシ)のあまりのおいしさと海の心地よさにすっかり釣りにはまってしまいました。



 

1/24
釣行時間:13:00~18:00
潮汐:小潮
満潮:9:51
干潮:17:35
天気:晴れ
   風やや強い
   春のような暖かさ
   
1/24は釣りを始めてから初の平日釣行をしてきました。

この日はかみさんが車を使うということなので、行先は電車でも行ける根府川の地磯にしました。

平日の電車釣行に地磯デビュー、、、
道中大変そうですが子供の頃の遠足みたいな感じで結構ワクワクします


ねらいは夕マヅメから半夜のメジナです。
(潮がイマイチですが・・)

釣りのために前後にカゴを装備した自転車に、バッカン、クーラー、背負子を積み込み、竿を担いで11:00前に家を出発。

平塚駅の駐輪場に自転車を停め、そこから電車に乗って根府川へ。
根府川の駅舎は崖の上にあり、高いところから見る海側の景色はなかなか風情があります。

改札口を抜けて駅前の県道を左方向へ100mちょっと行くと崖を下る小道の入り口があります。

そこから海の方へ降りていくと、国道135号沿いの海側のパーキングエリアの向かいに出てきます。

すぐ隣に「釣り侍」という釣り具屋さんがあるので、ここで砕いたオキアミ3kgを調達し、海岸に降りて「大根」と呼ばれる地磯へ向かいました。

大根は駐車場も近く、磯へはコンクリートの上を伝って行けます。
手軽に入ることのできる磯として非常に人気の地磯なのだそうです。

冬の平日でしたが、この日も先行者が3人いました。

ただ、アクセスが良くても磯は磯。

足場は決して良いとはいえず、非常に高いので、転落すると大変なことになります。

入磯は恐る恐るでした
ライフジャケットとスパイクブーツは必須、両手を荷物で塞ぐのは絶対にNGです。

釣り座に到着すると、先行者に挨拶をして準備をし、空いていた手前左側の方で竿を出しました。

風は強かったですが、釣り座が風裏なのであまり気になりませんでした。

釣りを始めて30分後、、
何度目かのアタリでヒット。

結構強い引き

釣り座は手前が根になっていたので、潜られては大変と必死にあげます。

しばらくして魚を浮かすことができましたが、釣り座が高く、抜き上げようかタモをとってすくおうか迷っていると・・

見ていた先行者の方が私のタモですくってくれました。

ありがとうございます。
m(..)m

初めてタモが役にたちました

さて釣れたのは・・・

アイゴ35cm



35cmのアイゴ。
今まで私が釣った魚の中で最大です。

毒ヒレが手に刺さると大変なことになるので、分厚いぞうきんでしっかり体をおさえながら針をはずし、後で美味しく食べるためにすぐに〆ます。

釣れた魚がメジナじゃなかったのは残念ですが、釣れて適切に処置されたアイゴの煮付けは絶品のウマさなのでもちろんキープ。

その後・・

何度かウキは沈んだのですが、うまくかけられず、キビナゴのような小魚が一匹スレにかかって釣れただけ。

夕暮れ前、この日のために調達してきた電気円錐ウキを根にひっかけてしまい、ロストしてしまいました
まだ一度も電気付けてないのに・・

これで夜釣りはできなくなってしまったのでウキが見えなくなる時間まで頑張り、納竿しました。

私はダメでしたが、先行者の方達はは手のひらサイズのメジナを何匹か上げていました。
いつまでやるのか聞いたところ、夜は夜でイカをやるんだそうです。
(今話題の)ダイオウイカを釣るんだと気合いも十分でした

荷物を片付け終わった頃には周囲は真っ暗。

帰りはヘッドライトで足下を照らしながら来た道を帰ります。

フーフーいいながら根府川駅へ向かう崖の急坂小道を上り、電車と自転車を乗り継いで帰宅は20時頃。

その後、釣ってきたアイゴをさばき、キッチペーパーとラップにくるんで冷蔵庫で一晩寝かせます。
(※:最初にキッチンばさみなどで必ず毒ひれを取り除くこと。刺さるととても痛い思いをします)

いやぁ、磯への自転車&電車釣行、疲れました。

釣りは半分、残り半分は山登りに行った気分です。

夕食後はすぐに熟睡してしまいました。

翌朝も足や背中に筋肉痛が残ってましたが・・・たまにはこういう釣行もいいかなと思いました。

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1/26 追記

この日釣れたアイゴは翌日の晩、煮付けにして食べました。
これがまた美味しかったので備忘録としてレシピを記録することにしました。

(1)〆る&さばく
アイゴは釣れたらすぐに〆て水汲みバケツで血抜きをします。
磯臭い魚で、じわじわ死ぬと血合いが身に移って臭くなってしまいます。
血抜きが終わったらしっかりクーラーで冷やして保存し、持ち帰ります。

内蔵は帰宅後、家でさばいてもかまいません。
お腹をさばくときは結構ニオいます。
このニオいが身に移らないように内蔵はつぶさずに頭と一緒に引き抜きます。
お腹をさばくときはクサいですが、きちんと処置ができてれば煮付けにしたときには全く気にならないので、我慢しましょう。

アイゴの〆方とさばき方はこちらの記事で紹介しています。

(2)洗う
さばいた後、お腹の中を水できれいに洗います。
洗ってもお腹の中はニオいが完全に抜けきれませんが、血合いや内蔵の破片がお腹に残らないように流水できれいに洗い流せばOKです。

私は皮ははがずにそのまま煮込みます。

(3)水気をとる/寝かす
さばいた後で寝かす場合は、身の水気をキッチンペーパーで吸い取った後、乾燥しないようにラップでくるんで冷蔵庫で一晩寝かせます。
チルド室がある場合はチルド室で寝かせると良いでしょう。

捕れたてはさばいた後に一晩寝かせた方が旨味が凝縮されて美味しいとのことです。

ただ、さばいてすぐに調理しても(寝かさなくても)おいしくいただけました。

(4)煮汁を用意する
水100CC
日本酒100CC
醤油50CC
みりん50CC
ハチミツ(または砂糖) 適量
ショウガスライス 1/4~半分くらい

を鍋に入れ、沸騰するまで煮立てます。

(5)アイゴを煮付ける
ニオイをとばすために、沸騰した煮汁でアイゴを煮付けます。
一気に加熱をすると身がほっこりと膨らみますので、一匹まるまる煮付ける場合は、身に十文字の切れ目を入れておくとよいです。
アイゴを沸騰した煮汁に入れたら、沸騰するかしないかくらいの火加減にして上から落としぶたをします。

落としぶたはペーパーの落し蓋でも大丈夫です。
落としぶたをすることで全体をムラなく味付けして煮込むことができます。

4-5分煮込んだら落としぶたをとって裏返しにし、また落としぶたをします。
身のしっかりした魚なので、簡単に身崩れすることはありません。
煮汁を完全に煮詰めてしまう必要はありません。
ある程度煮詰まって煮汁がしみ込むところまで煮込んだら出来上がり。

ご飯と一緒に食べるととても美味しくいただけます!!