せっかく世界最高層ホテルとしてギネスブックに紹介されたグランド・ハイアット上海に泊まったのでその感想をブログでご紹介。

タクシーの運転士さんには、グランドハイアットでは通じず、「上海金茂凱悦大酒店」と筆談しないと理解してくれない(涙)

その後は、ビルの名前自体「金茂大厦」なので、頑張って中国語読みを覚えて、運転手さんに伝えると、今度はすぐに分かってくれました。

明らかに周りの高層ビルの2倍は軽くあるので、タクシーで付近まで来ると、凄い目立つ! これからあそこに泊まるんだ~って、二人ではしゃいでました。最初は。

チェックインすると、フロントの人が親切に76階で有名なテレビ塔(東方明珠塔)が見える部屋をくれたのですが、高所恐怖症のMちゃんは、しばらく窓の側には近寄れませんでした。

特に、建物の中心にある吹き抜けの高低差がすごいです。
フロントがある56階から87階まであるのですから。

部屋のある76階から56階を覗き込むと、本当に足がすくみした。
自分たちの部屋が見つからず、探していた時は、二人で怖いので吹き抜けを背にして、カニさん歩きをしました(笑)

グランド・ハイアットからの有名な夜景は、着いた直後にはなんとか見えたのですが、あまりの吹雪にあとは真っ暗。残念~。でも高所恐怖症のMちゃんにはちょうどよかったかも。

お部屋は広々っとしていて、インテリアンもシノワとモダンが融合した感じでよかったです。

「あ~、疲れたからゆっくりお風呂でも入ろうっか?」っと言ってバスタブにお湯を張ってみると、入浴剤を入れてないのに、かすかに黄色い。

ん? Mちゃんと呼んで確認すると、やっぱり彼女も黄色くみえる。

「上海にある最高級ホテルでもこうだってことはきっとこれが普通なのかもよ?」と二人で結論付け、Mちゃんは、「わたしはシャワーだけでいいや」と早速Give Up。

その後判明したのですが、上海の水は、どこもかすかに黄色いです。もちろん飲み水には使わないけど、これが現地では普通らしいです。ちなみに私の今のマンションもそうでした。

夜はかなり風が強かったらしく、そとで「ゴ~ゴ~」っとものすごい音が。
上海では地震が無いらしいけども、吹雪の中、76階に泊まるのはちょっぴり怖かったです。

次の朝、ホテルの外で、中国の伝統的な朝食を食べようとしたのですが、いかんせんガイドブックに全然紹介されてない。

よく見ると、ルームサービスのメニューをみるとお目当ての豆乳などが、あるある。
心配していたお値段も想像以上に安かったので、早速電話でお粥と、豆乳、揚げパンをオーダー。

みんな美味しく、私たちは超ご満悦。
特にお粥のおかずに付いてきた、3種類はぜひぜひ現地のスーパーで探して、自宅で食べたいくらいでした。

量はかなり多めで、写真を見ていただければお分かりだが、豆乳の量がお粥と同じ量で、ゆっくり食べて何とか胃袋へ。かなり満腹でした。

朝食のお値段なのですが、普通日本のホテルだとレストランで食べるほうが安くなるのに、上海では逆にルームサービスの方が割安?って思ってしまいました。アジアでは朝食はルームサービスが基本なのかな~?とMちゃんと話してました。

実は、一昨年の12月に香港に出張した際に、グランド・ハイアットに泊まって、朝食を食べるために、会議に遅れそうになってしまったことがあったのです。

香港のグランド・ハイアットでは、朝食を提供するレストランは一つしかなく、着席数も宿泊者数をさばけるキャパも無く、待たされて、最後はウエーターに泣きつきました(笑)

その時に一緒に出張に行った先輩のAさんに「ぱんだちゃんが、経費節約のためにレストランにしようとしたけど、こんなに込むんだったら、ルームサービスでもよかったかもね。」と言われて、ちょっと落ち込んだのを思い出しました。

とりあえず、窓際にテーブルをセットしてもらい、人生で初めて76階からの雪景色を見ながら、とても美味しい朝食を頂いたのでした。

そうそうグランドハイアットにお勤めの方は、フロントからベルボーイまでほぼ全員英語ができてました。かなり上手かったです。

きっと上海でも高学歴なんだろうね~ってMちゃんと話していたのですが、面白いことに北京語で話しかけても、こっちが英語が話せると分かると、英語で返すのです。そんなに英語で話したいんだ~(笑)って言って、Mちゃんとずっと英語で話しかけてました。

とりあえず、なにもかもが人生初めての経験をさせてもらった上海初めての日でした。