先日、お客さんの車が納車直後で洗車傷だらけというトヨタソリッドブラック202を見てしまいました・・・

はっきり言って、202は無理!

もっと精進が必要ですね・・・


・・・


コーティング理論って色々ありますが、

洗車傷までカバーしようとすると、結構難しい。


個人的に気に入っているのはPCSさんのHRCシリーズです。

塗装に使われる樹脂をトップコートして、メンテナンスの時に弱研磨しながら新しい樹脂を補充するやり方です。

しかし、頻繁なメンテナンスが欠かせないのと、高額な商品で施工難易度も高く、

気楽にDIYでは取り入れ辛いです。


クルーズのハイブリッドナノガラス ゼウスはガラス繊維系ポリマーですが、

WAXのような傷消し作用、高い艶、半年以上の耐久性を併せ持ち、

なおかつ、コンディショナーでクリーニングと防汚性の維持ができるので

かなり優れたコーティングだと思います。

これもDIYコーティングとしては最高クラスのお値段なんですけど、年2回施工なら4000円程度のコストです。


一方で、半年に1回は面倒だなぁと思うような人(自分)には、硬化系ガラスコーティングしかないわけですが、

硬化系は、ミネラル分の付着にめっぽう弱いという欠点があります。

逆に言えば、ミネラル汚れ(イオンデポジット、水垢)対策だけしっかりすれば、

非常に優れた耐久性と防汚性を発揮します。


そのメンテナンスをどうするか・・・


なかなか自分の中で完璧と思える対策が決まらないのですが、

一つの方法として、石油系溶剤を使ったクリーナーでの対処です。


クルーズジャパン コーティングコンディショナー 100ml 2100円.

実は、酸化アルミナ(超微粒子ファインセラミック)が含まれていて研磨力があります。

コンパウンドと溶剤系クリーナーの組み合わせの水垢落とし剤はよくありますし、

そういう系統にガラス繊維系ポリマーを配合している製品かなと思います。

メーカーでは研磨力は無く、コーティングを落とすことは無いと言っていますが・・・

硬化系と組み合わせると多少なりともベースに影響があると思います。


アクアウイング コーティングコンディショナー 50ml 420円
コンパウンドを含まず、界面活性剤と石油系溶剤の力でイオンデポジットや水垢を落とすコンディショナー。
使ってみないと分かりませんが、硬化系の艶を生かしながら維持するにはこういう製品が向いてるのかなと思います。

ニュービーム用メンテナンス剤エーナ 200cc 1400円

ガラスコーティング向けの純粋なクリーナーと考えてよさそうです。

ベースコーティングに最小限の影響でボディをキレイにできます。

価格も安く、オススメです。メール便で発送できる詰め替えタイプもあります。

フッ素系からガラス系コーティング剤まで使えるメンテナンス剤 200ml 1330円
これも、なにかしらのポリマー入りコンディショナー。成分表示がないため詳細不明・・・


酸性クリーナーはガラスに影響あるし、

弱アルカリクリーナーは硬化系の撥水基やフッ素膜にダメージを与えるし・・・

食器洗い機用洗剤で中性かつクエン酸のキレート作用の数百倍の成分入りの奴があるから

それを試してみようかな・・・