実況・出演
◎9月10日(土)=テレビ朝日『ワールドプロレスリング、G1 CLIMAX26・YOSHI-HASHI特集』27時20分~27時50分)
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2017-01-10 04:37:37

今年が終わってもいい!?

テーマ:Pro-wrestling

今年の1・4東京ドームは凄まじい大会となった。

午後4時10分にスタートした第0試合から計算すると、

メインイベント終了後に王者オカダ・カズチカが特設ステージの

入(退)場口に消えるまで何と5時間半興行。

 

リングサイドでテレビ解説・取材にあたっていたワタクシ金沢も燃え尽きた。

2017年の仕事始めにして完全燃焼、燃え尽きた……。

あの恐るべきメイン、IWGPヘビー級選手権が終わったあとには、

「もう、今年のプロレス取材はこれで終わってもいい!」と本気で思ったほどだ。

 

もうひとつ、自然と沸き上がってきた率直な思いもある。

 

「いきなりここまでハードルを上げてしまったら、

この後、レスラーたちは何を見せればいいのか?

もう何を観ても驚くことがないかもしれない…」

 

ところが不思議なもので、翌5日の後楽園ホール大会に出向いて、

ケニー・オメガやオカダがいつものように試合をしている光景を見ていると、

前日のドーム大会で見せつけられた闘い、そのとき沸いてきた充実感と虚脱感が

まるで遠い昔の出来事だったようにさえ感じられたのだ。

 

やはり、これで終わりなんてものはない。

こうしてプロレスというジャンルは毎日歴史を刻みながら、

大衆文化として綿々と生き抜いてきたのだな、と教えられたような気がする。

 

大会総括の原稿のほうは6日夜に書いて、

7日にデジタルマガジン『THE BIG FIGHT』にアップされている。

ドーム興行なみに5時間かかった計5591文字の渾身レポート。

 

今回は、担当の編集者Kさんの特別なはからいなのか、

アタマから約3500文字ほど無料で読めるので是非アクセスしてみてほしい。

ちなみに、後半というか締めの約2000文字はメインのIWGP戦に関して。

翌5日、後楽園ホールでのオカダの様子などについても触れている。

http://the-big-fight.jp/articles/1742

 

また宣伝か?と思われるかもしれないのだが、

同じことを二度書けないというか、

ダイジェスト版のようには書きたくはないので、

そこのところ、ご了解のほどを。

 

とにかく、今年の1・4では後半の4試合が素晴らしかった。

第7試合のIWGPジュニアヘビー級選手権をテレビ解説したあと、

もしかしたら今大会のベストマッチと言われるかも?と思っていた。

 

日本人ジュニア選手同士による感情剥き出しの闘いは、

1990年代の名物カードである金本浩二vs大谷晋二郎戦を彷彿させた。

大舞台にまったく動じない高橋ヒロムの強心臓ぶり、

キラーに徹したKUSHIDAの強さが全開となった白熱の好勝負である。

 

 

ところが、その後につづく試合が次々とベストマッチを更新してみせた。

ここが、今年の1・4東京ドームを大満足・大成功へと導いた最大の要因だろう。

 

過去の同門・同級生対決から一歩踏み出した

柴田勝頼vs後藤洋央紀のNEVER無差別級選手権。

試合開始から終了まで、ドームは沸きっ放し。

そのテンションがずっとつづいた。

 

ただ、ひとつ残念というか残酷にも感じたのは、

勝利を収めた後藤がベルトを巻くと、

途端にドームの空気がすこし重くなり拍手もまばらだったこと。

 

そこに、柴田との違いがあるように感じられた。

それを”差”とは言わない。

なぜなら、後藤だって実績も結果も残してきたからだ。

 

後藤に、変わってほしいなんて言わない。

むしろ、迷うことなく自分を貫いていってほしい。

素の自分を貫いていけば、いつか必ずファンに伝わると思うのだ。

 

 

IWGPインターコンチネンタル選手権。

内藤哲也vs棚橋弘至のサイコロジー対決。

2人にしかわからない感情、2人だけの世界が、

しっかりとドーム全体にまで響いてきた。

 

その結果同様に、辛いことを書かなければいけない。

辛いことだが、正直に書かなければいけないだろう。

 

内藤の手のひらに見えた。

攻めても受けても、内藤ばかりに視線がいってしまうのだ。

 

内藤はここまできていた。

いや、また一枚腕を上げた。

 

一方、大の字にのびた棚橋。

ただし、そこに希望の光も感じる。

敗れたときは大の字になれる男だからこそ、

選ばれしエースになりえたと思うのだ。

 

棚橋は、いまの自分を謙虚に冷静に受け止めている。

これからは、エースがMVP男を追う立場。

立場が逆転しての闘いは、まだまだ始まったばかりなのだ。

 

 

 

プロレスという競技、ジャンルのK点を超えた闘い。

IWGPヘビー級選手権、オカダ・カズチカvsケニー・オメガ。

ドーム史上最長となる46分45秒の死闘。

 

王者オカダは本来、非常にベーシックな試合をするレスラー。

そこに、運動神経抜群で長身というプラスアルファを加えていく。

そのオカダの型が崩れることはまずないし、崩せる人間もそうそういない。

過去、崩すギリギリの線までいったのは鈴木みのるぐらいのものだろう。

 

ところが、ケニー・オメガがやってのけた。

これはケニーが強引にオカダの扉をこじ開けたのか?

それとも、オカダが自らケニーの土俵に踏み込んでいったのか?

おそらく、その両方なのだろう。

 

46分45秒の間、「これで決まった!」と思ったシーンが、

すくなくても4~5回はあった。

もちろん、そこでフィニッシュとなっても名勝負だったと言い切れる。

 

その予想がことごとく打ち砕かれ、覆された。

感動とか、壮絶だとか、そんな言葉も安っぽく思える。

ただただ、唖然……驚いて見守っているしかなかった。

 

開始からすでに35分を過ぎたにも関わらず、

突然トップスピードでスパートをかけるケニー。

無尽蔵のスタミナ、驚異の瞬発力。

生まれついてのアスリート。

飯伏幸太の感想と同じで、私もそこに釘付けとなった。

 

 

あのオカダが試合後のリング上でしばらく放心状態。

バックステージでの勝利者インタビューのときも、

マイクを両手で握りしめ、何度かうつむいていた。

半端ではないダメージのほどが伝わってくる。

 

ただし、それから一夜明けた後楽園ホール大会では、

まったく別の表情を見せてくれた。

ヤングライオン時代の岡田カズチカがオーバーラップしてくるような、

素の笑顔がはじけていたのだ。

 

オカダ自身が、もっとも望んでいたこと。

世界に向けて、新日本プロレスと自分を発信することができた喜び。

しかもケニーという最高の相手に恵まれたことで、

ワンランク、ステップアップしたIWGP王者オカダを表現することができた。

 

世界中から反響があった。

世界的知名度をもつWWEのトップスターやOBたちが

1・4ドーム大会とIWGP選手権を絶賛した。

もちろん、中邑真輔もツイートしている。

 

オカダの夢であり目標であり使命――。

世界へ向けての第一歩を確実に印すことができたのだ。

 

オカダ・カズチカvsケニー・オメガ。

のちに振り返ってみたとき、

新日本の分岐点となっているであろう、

歴史的な一戦だった。

 

 

※おまけ

1月5日、後楽園ホール。

第10代NEVER無差別級6人タッグ王者誕生。

中西学がベルトを腰に巻くのはいつ以来なのか、

ちょっと記憶にないほど久しぶりのこと。

 

それもあってか、なかなか上手くベルトを巻けない中西をみて、

棚橋と田口が2人で腰に巻いてあげるという微笑ましいシーンも。

 

みんな、ハッピー。

やったぜ、ホォ―――!!

 

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