五十の手習い 48歳からトラック競技スタート -4ページ目

まえばしトラックカップ第3戦

まえばしトラックカップ第3戦に参戦してきました。

本当はたちかわ競輪de運動会に参加予定でしたが、某チャンピオンがこちらに参戦するという事で、こりゃ自分も行かなきゃダメだろとなり、たちかわ競輪de運動会は残念ながらDNSとなりました。

会場はグリーンドーム前橋。

早朝からの開催なので朝早くて眠かった。

早く着き過ぎたので近所のコンビニで買い出しと休憩。
今回は仲間と一緒に来ていたので大丈夫だったけど、1人だったらコンビニの駐車場で爆睡しちゃったかも。

そして会場に到着。
やっぱり屋内バンクは快適で良いね。
屋外は天候や気温、風にタイムが左右されるからコンマ何秒を争うタイム競技には不向きな気がします。
競争競技は問題無いけどね。
そうは言っても毎月練習させて頂いているたちかわ競輪場には感謝しかありません。
なかなかバンク練習は出来ないからね。

今回は何と仲間からディスクホイールを借りてきました!
世界的な大会でも沢山使われているマビックのコメット!
ワクワクしながら練習走行に出ました。

一言で言って最高でした。

どこまでもスピードが上がっていく感じ。
スピードの伸びが素晴らしかったです。
いつもより少し重めのギヤ比にしていたのに、重さを感じさせずどこまでも回せる感じでした。

ああコメットさん欲しい。

ここで今回のイベントの内容をご説明しておきましょう。

通常の大会は、自分の狙っている種目を選んで参加する事が多いのですが、今大会は全種目参加の総合成績での順位になります。

ご覧の通り8種目。

これは相当キツイ。

特に午前中の3種目はかなり厳しい事になりそうです。

いつも1000mTTが終わると10分くらいは辛くて動けなくなるので、その後に4kmチームパシュート、8kmスクラッチは普通に考えて無理です。他の人はどうかわからないけど、自分は無理(^_^;)

今回いつもお世話になっている方からも、今後の大会でも記録を狙っていく1000mTTに照準を合わせようと言われていたので、とりあえず全部全力は無理かもしれないけど、最初から全力で走りました。

そして最初の種目1000mTT。
前回室内バンクのベロドロームの時のタイムは1分17秒71。
それから自分なりに練習をしてきたつもりなので、今回の目標タイムは1分15秒台と決めていました。
スタートも少しは改善してきたので、それなりに自信はありましたが、やっぱり不安。

スタートも細心の注意を払い、10秒前から呼吸を整えしっかりとフォームを作りスタート!

結構上手くスタート出来た!

スピードのノリも良い!

ただ競技となるとなんでこんなに脚が苦しいんだろうと思いながら全力で走りました!

見えた電光掲示板のタイムは1分18秒?
ああ〜あんな頑張ったのに18秒かとガックリしながらバンクを降りました。

自分センス無いな。
もうトラックダメかなと思いながら、一応タイムを確認しにいくと

何と1分14秒567! 

やったー!

自己ベストを大幅に更新しました!
目標タイムもクリア!

もう嬉しくて嬉しくてホイールを貸してくれた友達にもすぐに連絡してお礼を言いました。

頑張ってきた事が報われてホッとしました。

ただ自分的にあまりにも満足出来るタイムが出たので、ここで気持ちが少し切れかけたのは間違いありません。

そうは言っても次のチームパシュートは4人で4km。
チームパシュートは4人で先頭交代しながら走る種目です。
スピードスケートでもある競技ですね。
自分達は初めて参加する種目。
今回仲間2人と来ているので3人はいつものメンバー。
お一方は初めて会うし走る方です。
顔も分からなければタイムも分かりません。
不安しかなく、どの方か探していたらなんと、隣に陣取っていた方でした!
速攻声をかけたら非常に良い方で少し初参加のプレッシャーが収まりました。
その方は学生の頃自転車競技部だったそうで、色々コツも教えて頂けて、本当に有り難かったです。
タイムも最近8年ぶりにまた自転車を始めたとの事で、自分達と同じようなタイムで、それもホッと出来た要因でしたね。あまり速い人だと足引っ張ってしまいますから。

もう後はハスって落車しないようにしつつ思い切り頑張るしかありません。


同じジャージだとチーム戦らしくてかっこいいでしょw

4kmは333mのバンクを12周。

走ってるうちにだんだん怖さもなくなり、フォームやドラフティングの距離も修正出来て無事落車無く走り切れました。

チーム戦本当に楽しかったです!

仲間ともまたチームパシュート、チームスプリントは参加しようと話しました。

さあ次はスクラッチ。
スクラッチはバンクでやるロードレースみたいなものです。ヨーイドンで一番先にゴールした人が1位、シンプルです。

ただ、8kmとそれなりに距離があるので先頭交代を繰り返しながら走ります。

自分は1000mTTのタイムから1組目になりました。
他の競技も1000mTTのタイムを基準にクラス分けされました。
1組目は速い方が沢山いるクラスです。
その後このクラス分けが自分を苦しめていきます。
スクラッチ1組目には現役競輪選手やマスターズチャンピオンなど速い人ばかり。
もうスタート前から心は折れかけていました(^_^;)

それでも残り4周くらいまでは集団内で先頭交代をしつつ頑張りましたが、その後はもうツーリングペースで、とりあえずラップされない程度のスピードで走りました。
もう結果は言わずもがな。

辛かったです。

その後はもう全力では走れなかったので内容は割愛。

唯一ケイリンだけは当初から狙っていたので気持ちを入れ直して頑張りました。

とは言えもう捲れる脚は残っていなかったので、誘導中は最後尾で走り、誘導退避から一気に仕掛けて逃げられる所まで逃げるのみです。






はい逃げ切れませんでした。
仲間内では一番年上なのに、先行して仲間を勝たせると言う若手選手みたいな走りをしました。

ただやりようによっては勝てたチャンスもあったと思うので、破れかぶれに先行したのは失敗だったかもしれません。
まあ仲間からも喜ばれたし、他の選手からも男の先行かっこよかったです!って言われたので、それはそれで満足ですね。
ちなみに自分は白のキャップをかぶっているやつです。
さらにちなみにですが、チームメイト以外の2人はマスターズチャンプの方々です。
そんな方々と走れた今大会は本当に有意義な大会になりました。

総合や競争競技の結果は散々でしたが、ベストタイムも出たし、自分の向いている競技も何となく見えたので参加して良かったです。

また来年開催されるなら絶対に参加ですね。

もちろん前泊で。

今回はこれにて。

そう言えばローラー動画を撮ってYouTubeにアップしてみたので良かったら見てね。



CSCトラック自転車競技大会2018秋に参加してきました。

フェイスブックに書いてたら長くなったのでこっちに書き換え。

そして昨日の振り返り。

先週の西武園の時53-14の3.79が良い感じで走れたので、さらに走るベロドロームは53-13の4.08で。練習走行でダメそうなら変えようと思ったけど、良い感じだったのでそのままで行く事に決めました。


1000mTT




これは本当に遅い!

特にスタートから最初の250mが致命的に遅い。

最初の250m25.246(51)

次の250m    17.121  (35)

次の250m    17.293 (27)

次の250m    17.858 (16)

1000mで1分17秒518

かっこの中はラップタイムの順位。

ちなみにこの日の1000mTT参加者は53人。51位という事はほぼビリ(T_T)

動画を見ると分かるけど、バックから発走した選手がガンガン追い付いてきてます。

なのに終わってみれば約2秒差で自分が先着。


全員見渡してもこのラップタイムの落ち方は他に居ませんでした。

殆どの選手は少なくとも1周につき1秒くらいは落ちていきます。
ラップタイムが落ちない選手権だったら1位だったはずw そんなの無いんだけど。
来年の春までには1分10秒には行きたいので、対策を考えて練習します。

チームスプリント。
M枝師匠の「チームスプリント出てみれば?」という一言から始まったこの話。
話に乗ってくれた福田さん宿野さんには感謝しかありません。



1度も合わせられなかった割にタイムは56秒台とそれなりのタイムが出たので良かったです。
終わった後の感想は3人とも楽しかった!となったので、このチームは継続して大会に出場したいと思います。

そして最後にケイリン。




1000mTTの結果と前回の結果から勝てる可能性はあるなと思っていたけど、実際に走る時はかなり緊張しました。
ケイリン種目も3回目の出場となり最初の周回は落ち着いて回れるようになりました。
考えていた作戦としては誘導が退避したら先行で逃げるつもりでしたが、どうしても勝ちたかったのでビビって一周は先頭の人に付かせて頂きました(^_^;)
ただ中村さんからのアドバイスもあり、打鐘前のバックで抜きに掛かるが、思ったよりラインが膨らんでしまいロスして、3コーナーでは前に出るつもりが4コーナー立ち上がりまで掛かってしまいちょっと焦る。
ただもうここまで来たら後ろを気にしても仕方がないので必死に逃げました。
終わってみたら大差の勝利。
勝てるとは思っていたけどやっぱり嬉しかったです。
また来年も頑張ります!

最後に少しだけ。
アマチュアのトラック競技はエリートとマスターズに分かれてる事が多いのですが、大会によってはマスターズの中でも5歳ごとや10歳ごとにクラス分けされている大会があります。
なので、頑張れば入賞出来る確率が高く、出場者の多くが楽しめるように工夫されています。

そしてバンク走行も立川競輪場や川崎競輪場、平塚やベロドロームなど、探せば結構走る事が出来ます。
オリンピックも迫ってきてトラック競技でもメダルを期待されてる選手もいます!
ロード乗りの方もたまには気分転換でやトレーニングとしてトラック競技に参加や見学に来て頂けたらなと願っています。
バンク走行楽しいですよ!

トラック競技を始めて1年弱

ブログの更新が1年に一回程度になってしまいました(^_^;)

今はFBもあるしTwitterやインスタなんかもあるからワザワザブログを書こうって気にもならないんですよね。
多分そんな人多いんじゃないかな。

それでもたまには書こうかなと思いアメブロのアプリを開いています。

さて、50歳も目前となった去年の11月からトラック競技を始めて1年弱となりました。
ブログには書いてませんでしたが、去年の10月頃に知人の紹介でパーソナルトレーニングを受けに行きました。それがトラック競技を始めたきっかけ。
先日まで現役で競輪選手だった田谷先生が優しく厳しく追い込んでくれます。

去年のクリスマスイブにジムの練習会で修善寺のベロドロームに行った時の写真です。
自分の左側に立ってるのがジムの田谷勇先生です。
自分の右側に立っているのが田谷さんのお弟子さんでガールズケイリンの中村由香里選手です。
中村さんは第2回ガールズグランプリのチャンプで凄いお方なんです!
来年地元立川でのグランプリでもきっと優勝してくれると思います。
お二人にはいつもお世話になっていて本当に感謝しかありません。勝手に師匠だと思ってます!w
トラック競技を始めてから沢山の人と出会えたのですが、皆良い方達ばかりで、何も知らない自分が何とか大会に出られるまでに成長させて頂けました。

ここでせっかくなのでトラック競技の紹介など。

トラック競技はオリンピックでも行われる競技です。
東京オリンピックでは伊豆修善寺にある修善寺ベロドロームで行われます。

この修善寺ベロドロームは日本唯一のオリンピック規格の250m板張りバンクでバンクの傾斜は最大45度にもなります。
競技は短距離のスプリントやケイリン、中距離のパシュートやポイントレースなどがあります。
他にも種目は沢山あるので、詳しくはJCFのHPで見てください。
日本人選手も活躍を期待されているので、是非トラック競技も応援して頂けたら嬉しいです。

自分の話に戻りますが、初めて行ってその傾斜を見た時『あ、自分ここは走れません無理です』小さく呟きました(^_^;)


正面に板張りの壁が見えますが、あそこを走ります(^_^;)

おっかなびっくり走りましたが、ラインキープ出来なくて一緒に走ってくれた方に迷惑掛けまくり。
その日は何とか走るだけって感じでした。

その後も立川競輪場や川崎競輪場、平塚競輪場や境川自転車競技場などで練習を地道にやりましたがなかなか記録は伸びず、最近諦めかけていたのですが、田谷道場合宿in境川の後に中村先生からローラートレーニングやってみましょうと提案されて、それをしっかりやっていたらそれまでのトレーニングの成果が出て1000mタイムトライアルの記録が1分21秒後半だったのが一気に4秒縮まって1分17秒77!まだまだのタイムですが、色々掴めたものがあったので先の希望が出てきました。


この写真はいつも練習会でお世話になっている立川競輪場での一コマ。
この日は東京支部所属の飯島淳選手永井隆一選手にお世話になりました。
お二方とも非常に丁寧に教えて頂けて楽しい練習会になりました。
立川競輪場で行われる練習会は誰かしらプロが来て教えてくれるので、毎回楽しくも役に立つ練習会なので自転車に乗ってる方は楽しめると思います。
立川競輪場の他にも川崎競輪場でも練習会は開かれているので気軽に参加して頂いて、自転車競技や各地の競輪場で行われている競輪にも興味を持って頂けると嬉しいです。

それともう一つ取り組んでいるのがYOSHIFITさんがおこなっているヒモトレでバランスを整えたり階段を素足で上がって足裏感覚を取り戻したり、四足歩行で階段を登ったりして体全体の連動を意識したりするトレーニングをしています。


これが結構効果てきめんで、自転車だけでなく普段の生活も楽になるので皆さんにもオススメです。詳しくはYOSHIFITさんのHPをご覧下さい。

色々な物を取り入れ試しながら自転車を楽しんでいきたいと思います。

ではでは。