6月19日、モッズ行って来ました!
メンバーチェンジという危機や痛みを乗り越え今でも現役を続けているMODSに敬意を表すため、ひさびさに革パンをはいて!
マックのスタッフTシャツに「ジーパンからハミ出すくらいの夢を語れ」というのがあるそうですが、気持ち的には「革パンからハミ出すくらいの夢を語る」勢いでした。
が、実際にはいてみたら、夢以外のものが革パンの上からハミ出してしまう大変な状況で、今の自分の現実を思い知らされ、ちょっときつかったです(汗)。
このままでは、今年の夏は海に行けそうにありません…(←いや、まあ、そんなこと関係なく、もう何年も行ってないし、特に今年はどこにも遊びに行く暇ないと思いますが・自爆)
そんなことはさておき・・・
いやー、盛り上がりました!
特に、開始予定時間の10分前からモッズ・コールが起きたのは、鳥肌立って涙出そうになるぐらい感動しました。
チボリ問題で岡山のことを嫌いになりかけてたんですが、モッズのボーカルの森山さんが「こんなに盛り上がってくれて、うれしいです」と喜んでくれてたこともあり、ひさびさに俺の岡山に対する好感度が上がりました。
(まあ、もともと、というか常に大好きな部分と大嫌いな部分があることには変わりないんですが・・・
でも、チボリ問題と県知事選挙の結果を受けて、人生で初めて「嫌い」の方の比重が大きくなってたんですが、今はちょっと、あるいはかなり「好き」かもしれません)
で、あんまり時間がないのと、万が一、モッズで検索してここに来て、これからLIVEに行く人が見てたら申し訳ないので、詳細は書けませんが、、、
とにかく、ほんと、よかったです!
昔と変わりなくパワーと勢いもあり(ドラムが若くなった分、前見た時以上かも)、同時に昔以上の包容力もあり、という感じで・・・
もしかしたら、年輪を重ねた今が最強じゃないかと思うぐらいでした。
そして、革パンがはちきれんばかりに大量にはみ出してたものが全部「夢」だと思えるぐらい(笑)の、力をもらいました。
(ぶっちゃけて書くと、個人的に、ものすごく救われたような気持ちにさせてもらい、一生忘れられない夜になりました。心から感謝します!THE MODSと出会えたこと、あの日あそこにいられたことに)
もし、このままチボリを復活させることができなかったら、モッズが現役であることをお伝えできたことが、このブログでできた一番価値のあることになるかもしれません。
それぐらい、モッズはよかったです!
まあこんなことを書いても、「たかがロック」とバカにするかわいそうな人もいると思いますが・・・
俺の言葉に心を開いてくれる人たちのために補足として書いておくと・・・
「ハリー・ポッター」の成功は著者のJ.K.ローリングがロックな人だからだって知ってます?
あの人、モッズが多大な影響を受けたザ・クラッシュの大ファンだったんですよ。
(一番好きだったのは、ザ・スミスとかいう社会派?的なロック・バンドだったらしいんですが・・・)
彼女が国際人権団体・アムネスティーの職員だったという話は有名だと思うんですが、そういう道を歩んだのは、多分、聴いてたバンドの影響だと思います。
あと、「ハリー」に出て来るロックハートというチャラい先生の描き方は、イギリスのパンクが初期の頃、それまでのキンキラなロックスターを否定していた視点そのまんまという感じがしますし、フレッドとジョージのヤンチャなキャラはとてもロックでパンクじゃないでしょうか。
で、そういう細かいことを抜きにしても・・・
「ハリー・ポッター」がよく児童文学者とか評論家にボロクソに批判されるのは、「指輪物語(ロード・オブ・ザ・リング)」など伝統的なファンタジーや児童文学の名作をクラシックとか教科書に載ってて学校で習うような音楽だとすると、「ハリー・ポッター」はロックだからだと思うんですよ。
そして、だから、クラシックを評論するような感覚で作品を読む人には、理解も評価もされず批判されるけど、多くの人や子供たちからは他のどんな作品よりも支持され、大きな影響を与えてるんだとも思います。
あと、たとえば、「指輪物語」の作者であるトールキンは、(あれ自体は、環境活動家がバイブルのように解釈しているらしいですが)寓話的なメッセージはこめていないと言ってたそうですが・・・
ローリングは、(昔ながらの押しつけがましい倫理や道徳ではなく)自分の主義主張や価値観をメッセージとして作品のこめて伝えようとしていたと思います。
そのへんは、ジョン・レノン的、ビートルズ的、ローリング・ストーンズ的であり、クラッシュ的、U2的であり、(俺は聴いたことありませんが・汗)ザ・スミス的なんだとも思います。
彼女が「ハリー・ポッター」で一番伝えようとしたのは、ビートルズの「All You Need Is Love」やスタークラブの「LOVE IS THE POWER」と同じで、「愛こそすべて」「愛こそ力」という普遍的なメッセージだったと思うんですが・・・
あの物語を特別にしたのは、彼女のロックでパンクなフィーリングと生き様、そして娘さんにその大切なメッセージを伝えたいという想い(&自分の娘さんへの愛が永遠で無限であってほしいという願い)と、多分、作家として成功してできるだけ長い時間娘さんと一緒に過ごせるようにしたいというモチベーションの強さだと思います。
そして、いろんなことがあって大変な中、彼女を支えた、あるいはそれらの試練を耐え抜く信念や精神力を彼女の心に育てたのは、ロックだとも思います。
そんなわけで、「ハリー・ポッター」を成功させたのは、J.K.ローリングのロック・パワーと彼女の娘さんへの愛情だと断言しておきます。
そして、そんな奇跡を起こせるのは、J.K.ローリングだけではないはずだとも・・・。
Yes, you can!!
If You Want and Believe,
望めばそこに
かぎりなきロック・パワー!
(THE STAR CLUB「ROCK POWER」より)