ゆうきんぐさんのブログ

ゆうきんぐさんのブログ

知る人ぞ知る川嶋あい応援ブログ。

Amebaでブログを始めよう!
足あと ~これまで、そしてこれから~


Contents

1.初めに
2.出会い
3.隠れファン
4.恋
5.あいちゃんからもらったもの
6.最後に

※長文、駄文注意!
※この文章はあくまで個人で感じたことを綴ったものです。
 価値観が相容れないことがあっても個人の感覚としてご理解ください。









1.初めに

2015年は自分の中のひとつの節目かなと思っていて、せっかくだから自分の気持ちを文書として残しておきたいなと思っていました。
それで2015年の夏頃からこの文章を書き始めたのですが、
「どうやって書こうかな」とか「ここまで書いていいものかな」とか「結局自分は何を書きたかったんだろう」とか、
いろいろ迷走していまして、何度も書き直しをして、ブログとして公開できるまでこれだけ時間が掛かってしまいました(笑)

自分の思っていることを言葉にすることはここまで難しいのものなのだな、というのが正直な気持ちです。
あいちゃんが詩を書く、というのもこういうことなのですね(笑)


これまで3年間ほどひっそりとあいちゃんでいっぱいのブログを書いてきました。
ですが、あいちゃんとの関わりついて、明確に自分の気持ちを書くことは今まであえてしていませんでした。
今回、初めてあいちゃんとの出会いからこれまで感じてきたことをまとめたいと思います。

自分の中での節目、ということで、あいちゃんのブログを書くのは今回を以って最後にしようと思っています。
自分があいちゃんのブログを書いていることに違和感を覚えてきたからです。
それはあくまでゆうきんぐ自身の中での変化です。

これからもあいちゃんを応援し続けることに変わりはありません。
あいちゃん、これまでありがとう。
そしてこれからもよろしく。





2.出会い

2003年3月、僕は渋谷の街の中で歌を歌う一人の少女に出会いました。

彼女はセンター街の突き当たりにあるRight Onの前にキーボードを並べ、高校の制服を着てこれからまさに歌い始めようとしているところでした。
この後大学のサークルの飲み会に行く予定で、まだちょっと時間があった僕は自然と足を止め、彼女の歌を聴いていました。

正直何を歌っていたのかほとんど覚えていません。

「渋谷公会堂で歌うことが夢だった」だとか「8月にライブが決まっていてさっき渋公の館長さんに会ってきました」とか「『雪に咲く花のように...』がニューアルバムでとてもよくできたんです!」とか言っていて、ちょっと伏し目がちではあったけれども、綺麗な瞳で綺麗な歌声を響かせていました。
路上ライブ1,000回とCD手売り5,000枚を目指しており、CD5,000枚を達成する予定の8月に目標である渋谷公会堂でライブをすると嬉しそうに言っていたのを覚えています。

単純な僕は「すごい子だなあ」と思いながら、ひたむきに彼女が歌う歌に耳を傾けていました。

まあ綺麗な歌声とは言っても正直そんな感じるものはなくて、
「渋谷だと路上ライブとかしている人がいるんだな」
と思ったくらいで、飲み会まで時間が潰せた僕は、最後の曲を聴いたら立ち去るつもりでした。
また会えたらいいなとは思いましたが、会えなかったらそれまででした。

そう思っていました。
その時までは。


「それでは今日最後の歌を聴いてください」

彼女は本日最後の曲を静かに歌い始めました。

最後の曲を歌い始めた瞬間、僕は彼女の前で棒立ちになりました。
頭の中が真っ白になり、彼女の歌声以外聴こえなくなりました。
前奏なしでいきなり静かにサビから始まるのですが、単調だけれども綺麗で心を打つメロディーに、頭がぼーっとして熱くなっていました。

あの時の衝撃は今でも覚えています。

歌で人の心を動かす、というのはこういうことなんだ。

正直一回聴いただけでここまで大好きになる歌というのは初めてで、絶対に忘れられなくなりました。

小さな少女が渋谷の雑踏で引き語りをするというのは簡単なものではありません。
知らない人達の中で自分の歌を披露する勇気を出すのは相当難しいことだと思います。
路上ライブで夢を叶えようとしている少女に、僕は心打たれました。

パンフレットを見て彼女の名前をもう一度確認しました。
『川嶋あい』
その名前が僕の中に強く刻み込まれました。

おもわず買ってしまった『はばたける日まで...』が手の中にあり、CDを渡して握手してくれた感触が残っていました。
彼女が歌っていた『最後の夕日』がいつまでも頭の中に響いていました。




3.隠れファン

僕があいちゃんと出会ったのは大学生の頃でした。
大学時代はサークルでテニスをしていて、遊びに勉強、バイトと自分なりに忙しい生活を送っていました。
あいちゃんファンとしては今ほど熱心ではなく、メルマガを読んだり、CDで歌を聴いたり、ちょっと動向をチェックしたりするくらいでした。
関東に住んでいましたが、特にその後ライブに行くとかもありませんでした。

それでも1,000回ライブに向けて全国飛び回っているあいちゃんの様子はメルマガで伝わってきました。
iWiSHのaiだったという発表に心躍らせたり、偶然24時間テレビで『ありがとう…』を歌っているあいちゃんを観て感動したり、『最後の言葉』を読んで涙したりしました。
つい買ってしまった525ページTシャツは後にあいちゃんにサインを入れてもらい、今では僕の宝物になっています。

そんな感じで細々とあいちゃんファンをやっていました。
でも今と比べれば隠れファンと言った感じですよね。

2003年にあいちゃんに会って以来、8月20日ライブは特別なものだというのは知っていて、いつかは行ってみたいなと思っていました、

だけど僕はちょっと世間知らずなところがあり、ライブに行くのになぜかビビっていたんですね(笑)
お金のない貧乏学生でしたし、あまりライブに行く自分が想像できない、というのもありました。

僕が初めてライブに行ったのは2009年のSimple Treasure@ハーモニーホール座間でした。

この頃には大学を卒業して社会人になっていましたが、
「川嶋あいが好きならライブ行ってみたら?」
と同僚から言われ、ちょうど座間のライブが土曜日で行きやすかったので
「じゃあ行ってみようかな」
と思ったのがきっかけでしたね。
思い切ってこの頃大好きだった子を誘って、一緒にあいちゃんに会いに行ったんです。
(後にその子には玉砕...(笑))

6年ぶりに出会ったあいちゃんは、渋谷で伏し目がちに歌っていた姿が想像できないほど堂々としていて、背筋をシュッと伸ばしてキーボードに座っていました。
しっとりした曲やアップテンポの曲を織り交ぜて披露してくれ、心からこのライブに来て良かったと思いました。
『見えない翼』で歌わされてびっくりしましたね(笑)
6年前とは違って、あいちゃんは大きくなったんだなって思いました。
今でも大好きな『オネスティ』はこのライブでも歌ってくれました。

幸せな時間でした。

その年の8月20日、渋谷公会堂に行こうと思いました。
好きな子に振られてムシャクシャして 座間で素晴らしいライブを披露してくれて、メモリアルライブも是非観てみたいと思ったんです。

暑い夏でした。
仕事も忙しく、自分を見失いかけていましたが、なんとか定時で仕事を終わらせて渋谷へ向かいました。
後に毎年通るマルイシティの角を曲がって、心忙しなく渋谷公会堂へ向かって行きました。

素晴らしいライブでした。
『12個の季節~4度目の春~』をみんなで歌ったのを覚えています。
感動して泣きそうになっていました。

僕はあいちゃんと出会って6年越しに、8月20日のライブに参加できたんです。
僕は「隠れファン」から「ファン」に変わっていくのを心の中で感じていました。






4.恋

2012年春、Church Liveがありました。
その頃僕は名古屋に住んでいて、あいちゃんのライブに行きたい気持ちはあったものの、なかなか近くでライブがなくてもどかしく思っていました。

まあ、近くでライブがあるから行く、というのが普通のファンの考え方ですよね(笑)
僕もそう思っていました。(8月20日は抜きにして)

だけどなぜかChurch Liveは行きたいなって思ったんです。
教会の雰囲気に憧れを持っていて、その中であいちゃんの歌声を聴きたいって思ったんですよね。

名古屋での開催はありませんでした。

じゃあどうする?
あ、大阪でも開催があるのか。

大阪は仕事の事情でかつて住んでいたこともあり、少し馴染みのある土地でした。

だけどライブを観るためだけに新幹線で大阪行くか?
いやいやそこまでせんよね。
...だけどChurch Live行ってみたい!

ファンクラブには入っていませんでしたので、一般発売まで考える時間はありました。
ふと日課であいちゃんのブログを見ると、
「ブログ読者限定先行販売決定!」
という宣伝?が載っていました。

先行販売開始日は...今日でした。

考える間もなく、僕はブログ先行販売で大阪のChurch Liveチケットを買っていました。
僕は新幹線に乗ってChurch Liveを観に行きました。

Church Liveは教会の雰囲気が素晴らしく、心に残るライブでした。
今でもChurch Liveはもう一度観てみたいと思うくらい大好きです。

Church Liveは渋公と比べると小さめの会場で、あいちゃんの姿も良く見えました。
ライブ中あいちゃんと目が合っちゃうとダメなんですよね(笑)
どんどんあいちゃんが好きになっていって、あいちゃんが大きな存在になっていくのを感じました。


「あいちゃん、僕のこと見てるのかな?」
みたいな前向き思考で都合良く考えて、一人で盛り上がっていました。
今もそういうことあるけど(笑)

とにかく今回はこれまでの自分にとっては有り得ない、新幹線を使ってまでしてあいちゃんライブへ行った。
そして幸せを感じることができた。
そしてその時、あいちゃんが大好きな自分を認めることができた。

Church Live2012春@さくらファミリア梅田。
そこで僕の価値観が大きく変わったんだ。






5.あいちゃんからもらったもの

そこからの僕はあいちゃんライブに行くために頑張る毎日になりました。

ファンクラブにも入ったし、ファンクラブツアーにも参加したし、平日だろうが休日だろうが北海道でも沖縄でも八丈島でもどんな遠くのライブにも参加するし、ファン友達もできた。
今でこそですが、僕はなんとかしてあいちゃんとお近づきになれんかなーとバカみたいなことを思っていました(笑)
あいちゃんと普通に仲良くなりたかった。

ただ純粋にあいちゃんが大好きだったんです。
あいちゃんに一人の人間として恋をしていたんですね。


恋をすれば分かります。
大好きな人には会いたいんです。

そりゃメールマガジンも来るし、ブログにコメントもできるし、Twitterもあるし、ラジオにメール投稿もできるし、ファンレターも書ける。
間接的にあいちゃんに触れる方法はいっぱいある。
毎日ブログチェックしてコメントして、毎週ラジオにメール投稿して、ファンレターも書いて、全ての手段を使ってあいちゃんへ自分の気持ちを送る。

「コメントあいちゃん読んでくれたかな?」
「今週ラジオでメール読んでくれた!嬉しい!」

単純なことで一喜一憂できる。
それも幸せだった。

だけど、やっぱり大好きな人には会いたいんだ。
どんな代償を払ってでも、あいちゃんに会いたい。
ライブであいちゃんと目を合わせたい。
あいちゃんと握手してたくさん話したい。
あいちゃんの笑顔が見たい。


自分の持てる体力、時間、お金の全てを使って、あいちゃんに会いに行く。
命をかけてあいちゃんに会いに行く。

あいちゃんに会えることが一番の幸せでした。
あいちゃんに会うために日々頑張り、いつしかあいちゃんが生きる力になっていました。

恋ってそういうものですよね(笑)
その人がいるだけで全てが輝いて見える。

あいちゃんも『好き』で歌ってるでしょ。

 毎日がほら輝き出した
 あなたに出会えた瞬間から


僕の周りにいたのはみんなあいちゃんが大好きな人達ばかりでした。
みんなまっすぐにあいちゃんを見ていて、生き生きとした笑顔を見せてくれました。
あいちゃんを通じて知り合った方々は、みんな大好きで、大切な宝物です。
みんな、僕の生きる力になって、僕を支えてくれている。

僕はあいちゃんが支えてくれたおかげで、厳しい現実に向かっていくことができたと思っています。
あいちゃんに出会わなかったら、開くことができなかった『とびら』もあったかもしれない。
今でこそ毎週あいちゃんに会わなきゃ死んじゃうみたいなことはないけれど(笑)、あいちゃんに出会えたから僕は今強く歩いていけているんだと思っている。

あいちゃんのおかげで今の僕がある。
あいちゃんのおかげで行くことができた思い出の場所がある。
あいちゃんのおかげで出会えた大切な人がいる。


偶然渋谷で歌う少女との出会いが全ての始まりだった。
そこから数々の奇跡を経て、僕の今があると思っている。
そしてこれからも、あいちゃんとの関わり合いの中で前に進んで行くんだと思う。

あいちゃんからは数え切れない大切なものをもらいました。
あいちゃんには何度「ありがとう」と言っても、感謝の気持ちを伝えきれない。
「ありがとう」以上にあいちゃんへの気持ちを伝える言葉が見当たらない。
だからあいちゃんにはこの言葉を贈るんだ。

「ありがとう」
「これからもよろしく」






6.最後に

長文、駄文を最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
気持ち悪い文章でしたらすみません(笑)
冒頭に書いた通り、これにて『ゆうきんぐのブログ』は一旦クローズします。
(またどこかでスタートしたらすみません(笑))

このブログは、少しでもあいちゃんの魅力をみんなに伝えたい、あいちゃん大好きな人にライブの様子を伝えたいと思って始めました。
その際、誰よりも早く公開すること、分かりやすく且つ詳しく書くこと、事実と個人的感情を分けて正確に書くこと、知り合いでも僕を知らない人でも楽しく読めること、を心がけて書いてきました。
そんな意図が少しでも伝わっていましたら幸いです。

これからもあいちゃんライブにはちょこちょこ参加すると思いますので、これからもゆうきんぐをよろしくお願いします。

ありがとうございました。


以上