西へ② | Life With Giulietta, (古い車と暮らすといふこと)

西へ②

上機嫌で海底トンネルを抜けた1人と1台は狩場線を経由して横浜町田から東名に合流、一路西を目指します
 
行先として沼津を選んだのには特に深い理由はありません
強いて言えば‥多少土地勘がある程度なんですが
その土地勘と言っても近々では3年程前に1度立ち寄ったくらいで、その前ともなるとまだヤオハンが健在だった頃ですからねぇ、、。
 
果たして内蔵ナビ(あぁ何て原始的な)は正常に機能するでしょうか
 
 
 
東名高速下り線、使用するギアは直結の4速とオーバードライブの5速、
ジワ~ッと加速してはまた走行車線に戻るを繰り返してタコメーターの針は3500~5000rpmの間を往復
 
電動ファンがサーモスイッチにより自動で頻繁に作動しているのはメーター内インジケーター(ヒーターを撤去した嬢は、使わなくなったヒーター作動ランプが電動ファンのインジケーターになっています)で確認されるものの←サーモスイッチに異常があってファンが作動しない場合は強制運転スイッチを使って手動に切り替える
 
水温80℃近辺にて安定
油圧低下ナシ
 
久しぶりに走らせるとあって、ある程度走行したら一度停めて各部をチェックしなければならないとは思っておりましたし
実際大黒、海老名と途中に目ぼしいPA・SAもありました
時間も早い事からどちらも未だ大して混雑している様子もなかったのですが
スルーしました
 
感触からして嬢は絶好調であり、
如何なる不具合の兆候も微塵も感じられませんでしたし
何よりノッてる嬢からピットストップを拒まれたのです
 
『何を弱気になっている?』
『アタシはそんなにヤワじゃない』
 
それでも年寄り扱いするんじゃないよと不満げな嬢をなだめて滑り込んだのは足柄SA
 
パーキングの隅っこ、余り車のいない所に寄せてボンネットを外す
 
プラグの焼け色は‥
この回転数で走ってきた割には煤けていますが、ナラシの最中というこのシチュエーションに於いてこれくらいの濃さは必要でありましょう
 
それ以外には気になる油染み、フルードの減少も見られずタイヤもOK
 
となると‥
残る問題は私か(汗)
 
ステアリングを握っている間はついつい忘れていましたが
ものっ凄く疲れてたんですよね
エンジンをカットした途端にドッと疲労感が襲ってきて思い出しましたよ
 
とりあえず何か口にしようと歩き出しながら、いま足柄SAと嫁様にメールを入れると
程なく『こちらは大丈夫、折角の機会なのだから少しゆっくりしてきなさい』との有難い返信あり
 
とはいえ臨月の嫁様を家に残してそんなに長時間遊び呆ける訳にはいきませんが、多少なりとも時間に余裕は出来ました
 
そこでOPENまでまだちょっと待ちますが、お風呂に入って行く事にしたのです
こんな事もあろうかと、ちゃんと嬢にはタオルも積んでありますし♪
 
エリア内 入浴施設あしがら湯、温泉でないのは残念ですが(贅沢言うな!)金時山を眺めながらの一番風呂はやっぱり気持ちイイ
 
ゆっくり朝風呂につかって、ガシガシ全身洗ってザブンと水風呂で締めてリフレッシュ
『少しは男前になったじゃないの』と嬢に迎えられ、再び灼熱の車中の人となりました
 
SAを出れば沼津のICまでは訳もありません、
出口のゲートをくぐったところで脳内ナビのスイッチをON
(笑)
 
坂を下ったら右車線に寄って市街方面へ→突き当たり一見するとT字路に見える交差点を右折、ここまでは記憶通り♪
 
見覚えのある焼肉屋の看板を左手に見てまだまだ直進
→もうすぐ右手に結婚式場も兼ねたホテルが見えてくるはず‥
あった、これだ、ホテル沼津キャッスル
→その先の交差点左折、ランドマークは洋服の青山と向かって左手前にファミレスのすかいらーく
 
青山発見♪
でもあれ?ファミレスはジョナサンに変わってるナ
 
→上は東海道線?高架をくぐる薄暗いトンネルを抜けて直進、狩野川を渡る、
VWのディーラーもまだちゃんとあるね
 
その先右手にシェルのGSは‥見落としたかな?
 
→カワサキの看板がかかったバイク屋さんの信号を右折、橋を渡れば漁港に到着、
ヤオハンの跡地は今やマックスバリューか
 
久しぶりに訪れる沼津港は‥
何だかこの3年ぐらいの間に更にまた観光地化が進んだように思えます
 
最初に此処を訪れたのは今を遡ること10数年、帰阪する途中に何処かで昼飯でもと立ち寄ったのだった
車はEunos500、同行者が誰だったかはナイショ
(笑)
 
その頃には巨大展望水門どころか立体駐車場すらなくて、人もこんなに多くなかった
 
さて、何か腹拵えをと一通りぶらついて繁盛してそうな店の一軒に入ってみました
 
で、何がお薦め?と聞いて頼んだのがコレ
 
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サーモンは別として、海老にメジマグロにそれの中落ち、烏賊に生シラスに桜エビとコレはイナダかな?
 
一応地のもので揃えられていて新鮮なのも分かるのですが‥
余り感動はありませんでした
 
あるいは都会から来た人ならこのネタとボリュームに感動を覚えるのかも知れませんが、
海だらけ県在住で
『ほれ食え、コレも食え、じゃんじゃん食え♪』が当たり前の漁師料理に慣れた身にはね(苦笑)
 
それと苦言を1つ
シャリが酢飯でなく、尚且つ温いのには閉口しました
刺身定食を丼1つにまとめたのを海鮮丼とは呼ばないゾ