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2018年02月11日

スリー・ビルボード

テーマ:映画

ここのところギューン!ドカーン!バーン!といった

派手なアクションものが続いていたので今回は少し気分を変えて、

 

ベネチア、トロント、ゴールデングローブ賞に続いて、

オスカーにもノミネートされたということで、

どれほどのものかと思ったのもあり、特に予備知識も入れずに行ってきました。

 

タイトルそのまま3枚の立て看板から端を発するお話。

 

この物語の核となる3人の登場人物の行動原理そのものは全て個々の正義に基づくもの、

でも結果的に敵対し啀み合う、

 

娘を殺された母親の過激な言動に粗野で自堕落でマザコンな警察官

特に主人公のミルドレッドの周辺住人やテレビ局のレポーターへの塩対応は

よくあるゴミ屋敷の迷惑行為を指摘されてキレている主のようで、

日本人の道徳観ではどう見ても感情移入し難そうですし、

 

一方で人望が厚くその境遇などから言うと、本来善の側であるキャラである警察署長、

その後もいちいち心に刺さるような善人っぷりを見せつけてくれるのですが、

この人物がこのドラマの中では敵として描かれている。

 

でも、話が進んでいくうちに、どのキャラクターも、

自分が持っている人格の一部のように思えてきて引き込まれていきました。

 

ここはたぶん、一度でも挫折とか不条理とかを強く認識した経験があれば、

何かしら共感してしまう部分なのではないかと思います。

 

 

個人的評価・・・3 ☆☆☆★★

ああ、この時のあの行動はこのためだったんだね・・・といった

行動の伏線など、ドラマとしてはすごくよく練られていて、

しかしそれでいて先が読めない・・・というより意図的に読ませないようにしていたような展開。

 

そういう部分を映画に求める人には完璧に近い作品だと思います。

 

また、最近のハリウッド映画では珍しい考えオチなんですけど、

よくある視聴者丸投げでは無く、

観た者がいくつかの結末を想像するよう仕向けられているようで、

それは、ラストで具体的に映像化して見せてしまわない方がよい。

賛否あるようですが、個人的には最善の話の締め方だと思いました。

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