確か、どこかで書いた記憶がありますが、検索してもみつからないのでもう一度書きます。
なお、ここでは法律事務所、弁護士としての応募、求人をさします。
サイレントお祈りとは、事務所が求人募集をして、応募者が書類等を送った、あるいは面接等をしたにもかかわらず、事務所は応募者に何らの返事もしないというものです。
結論から申し上げますと、このような事務所は相当高い確率でブラックであるといえ、また、顧客に対しても高い料金をとるだけでまともな仕事をしない、放置プレーが日常である可能性がきわめて高いといえます。
そもそも事務所が募集をする際に、通常はあれこれ条件をつけます。
ところが、エージェントに頼むとお金がかかりますので、日弁連等の要請からかひまわりなどに掲載します。また、誰でもみることのできるホームページに掲載します。
時勢からか、こういった一般公募の場合は、一人募集に際して大量の応募が来ます。中には100倍を倍率を超えるものもあります。
そこで書類選考、面接を行うわけです。
しかし、エージェントを経由しないから、「事務所にとって」不良な人材も応募してくるものだから、書類審査で落ちた人間にまでいちいち返答するのは事務処理として大変だ。
これが事務所側の自己都合かつ身勝手な論理です。
だってそうでしょう、自分たちは人材が欲しいと言って募集をしておいて、いざ応募したら無視されました。
これのどこに誠意があるんです?
応募するのにこちらは個人情報提供し、書類作成の手間と写真添付、郵送に金がかかっているんですよ。
お金払って、仕事を何もしないのと同じです。小生は、仕事を依頼してお金まで払ったのに、放置プレーされたお客と同じだと考えています。
そこまでいかなくても、「事務処理が煩雑だから」という理由で、お客に対しても放置プレーかされるのは目に見えています。
また、自分の処理できる事務処理量をわきまえず、このご時世、一般公募すればどうなるのか想定せずに、安易な募集をかけたという時点で、その事務所の無能さ、杜撰さも推定できます。
個人情報も杜撰に管理しているのではないか、という疑いもかかります。
→履歴書がどうなったのかもわからないから。
いったん募集した以上、書類選考で落とすにしても、最後まで責任もって対応するのが誠意ある人間だと思います。これは弁護士関係ありません。
ここで、特定の事務所をあげて批判したいのはやまやまですが、逆切れされてこちらが懲戒請求されてはたまったものではありません。ですので、特定の事務所の名前を挙げるのは差し控えます。
→彼らのホームページ等の「お客様への誠意」などと言っているのをみると、怒りを通り越して爆笑ものですね。誠意ってなんなんでしょうね。
→誠意のかけらもないけれども、自己保身とプライドは一人前ですから、逆切れしてくる可能性は極めて高いといえますね。
しかし、司法修習生や若手弁護士の間では噂になるでしょう。そして、そのような事務所は彼らから見放され、やがて顧客からも見放され、ビジネスの世界、弁護士の世界から消え去っていくことでしょう。
小生にとってブラック事務所のひとつに、サイレントお祈りをする事務所をあげることができます。
(2/9 13:46追加)
※ネットでは、サイレントお祈りをした会社や企業の実名を晒して応募者の注意喚起をうながすサイトも出現しています。そのうち、司法修習生等の間にもこの手の実名さらしのサイトが広まるようになるかもしれませんね。