アメリカ メジャーリーグ ベースボール 2022年のMVPが決まる。





史上初めて規定投球回数・規定打席数に達した大谷翔平が2021年に続いて2年連続MVPを獲得するのか?



メディアによるとヤンキースのアーロン・ジャッジと大谷翔平の一騎打ちだと言う。





大谷とジャッジの争いをファンはどう見ているのか?



150人のファンへの聞き取り調査の結果、大谷74票、ジャッジ76票と、僅差で大谷はMVPを逃す。



MVP発表は日本時間で11/18 (金) の朝8時。あと6時間で雌雄を決するので注目!





【続報完全版 (2022/11/19 追記)】

2022/11/18 午前8時、メジャーリーグベースボールMVP特別番組がMLBネットワークで始まった。注目は何と言っても、大谷翔平とアーロン・ジャッジの一騎打ち。



実際のMVP決定は日本時間の8時40分頃で、番組が始まって40分も引っ張ったw また、放映権という大人の事情や編集の関係で日本に速報が流れたのが9時46分。約1時間50分も待たせやがってこんにゃろw



そもそも候補として名前が挙がっていたのは、大谷翔平 (エンゼルス、28才)、アーロン・ジャッジ (ヤンキース、30才)、ヨルダン・アルバレス (アストロズ、25才) 。






いやあ、みんな若い! というか、野球選手は案外 早く全盛期 (絶頂期?) を迎える。花の命は短いのである。



大谷とジャッジの一騎打ちと言うものの、東京の野球ファン50人に聞くと、当然ながら大谷の圧勝。



しかし、MVPを決めるのはニッポンのイケイケねえちゃんではなく、メジャーリーグ各チームの取材歴およそ20年以上というベテラン記者である。← 当たり前だな。



ア・リーグには15球団があり、各チーム2名ずつの合計30人の記者の投票によってMVPが決まる。というか、投票はポストシーズン前に締め切られているのですでに決まっている。← それはシラナカッタ…

一昨年MVPに投票したエンゼルス担当の記者氏 曰く、
「個人的にはジャッジより大谷だ」




あ、この記者は去年は新人王、今年はサイ・ヤング賞に投票したらしく、毎年 投票先が変わるとのことである。


さて、細かな説明はこれくらいにして先を急ごう。MVP投票結果の発表である。このブログも引っ張るね~w 






2022年ア・リーグMVP受賞はアーロン・ジャッジである。大谷翔平 惜しくもMVPならず、である。30人の記者のうち28人がジャッジ1位、大谷2位とした。ちなみに30人のうち22人がアルバレス3位、残り8人のうち6人がラミレス (知らんw)、2人が誰か (知らんw) に投票した。

もうひとつちなむと、各選手の合計点数はジャッジが410点、大谷が280点。小学校のときに習得したつるかめ算を駆使すると、1位の点数は14点、2位の点数は9点が与えられていることが分かる。もちろんワタクシ、つるかめ算など忘れたので連立方程式を解いて分かった。(3位が何点か、1~3位が0票のアルトゥーベがなぜ142点獲得しているかは謎なので聞かないでほしいw)



合計点数では大差がついたが、実際の評価は大谷とジャッジでそれほど差はない。とは言うものの、なぜこのような結果になったのか? ひとつはチーム成績である。




大谷のエンゼルスへの貢献度は抜群だったが、エンゼルスは弱かった。大谷がヤンキース、アストロズ、フィリーズ、パドレスのような優勝チームにいたならば、投手として15勝と言わず、25勝は出来ていたというのが大方の見方である。「大谷投手は好投しました。なおエンゼルスは完敗しました」という「なおエ」であったw

大谷がジャッジに惜敗したもうひとつの理由は、メジャーリーグファンのホームラン信仰回帰だと言う。アメリカ人はホームラン好きであるため、大谷が今季「34本しか」ホームランを打っていないことがマイナスの評価となった。2021年のように「46本もの」ホームランを打っていたならば話が違っていた、と。




イチロー (2004年、262安打) らの活躍により、ベースボールはホームランがすべてではないという空気が生まれたが、今季のジャッジの活躍は、マーク・マグワイア (1998年、70本塁打)、サミー・ソーサ (1998年、66本塁打)、バリー・ボンズ (2001年、73本塁打) の古き良き時代を彷彿させるものだったと言う。知らんがなw


MVP争いには惜しくも敗れた大谷だが、MLBネットワーク特番でのインタビューでは、
「ここに呼ばれていること自体がすごく光栄なこと」
「また数多くここにこられるように頑張りたい」
と本心を明かした。





さらに、である。来年3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック (WBC) について尋ねられ、
「日本でプレーできるのも久々なので、より多くの人に楽しんでもらえるように一生懸命プレーしたい」
と明言した。





これは日本の野球ファンにとってちょっとしたサプライズである。大谷がWBCに参加出場することはほぼ決まっていたが、決勝ラウンドが行われるアメリカでプレーするだけだと思われていた。それが、日本での1次ラウンドからプレーするとのことである! 投手の球数制限が45球のWBCでは3人以上の継投が見込まれるが、
☆大谷翔平 (エンゼルス) -☆山本由伸 (オリックス) -☆ダルビッシュ有 (パドレス)
の超豪華継投が日本で見られるかも知れない♪



あ、大谷君、お話するときは相手の目を見ようね。シャイボーイなんだからあw