大根の煮ものは、まず下煮して、そのあと改めてダシ汁で煮ると、軟らかく、甘く、おいしくなります
さて、その下煮ですが・・・・
祖母は、さらしの袋に入れた糠と一緒に水から煮てました。その後、かつおや昆布のだしでコトコト・・・・大根の煮物を作った翌朝には祖母のかまどのそばに洗ったさらしの袋が乾してありました。
母は合理的にお米を洗った時のとぎ汁で大根を煮て取り出して、改めて好みの味で煮るのは母も同じ。昔の大根よりからみもエグミも減っていたのは品種改良の成果でしょうか?
私は、さらに手を抜いて、スプーン半分ほどの生米を大根とともに水から煮ていました。でも・・・・最近ではさらに下煮の手間さえ惜しくなり、お米のとぎ汁で煮たところに、調味料を混ぜるという・・・大手抜き料理をしてます。
さらに鶏肉などを大根に載せておくと、大根の成分の効果らしいのですが、ほっこりと軟らかくなります。
①鶏もも肉に塩をすり込んで1時間おく
②大根を鍋に並べ、米のとぎ汁(2、3回といだ後のとぎ汁)をひたひたに注ぎ、適当な大きさに切った鶏もも肉を並べる
③軟らかくなるまで煮る。軟らかくなったところでかき混ぜ、酒、砂糖(またはオリゴ糖)、しょうゆ、みりんを加え煮込む
④さっとゆでた小松菜を加えて味をからめる
子どもたちも大好きな味になります。
根菜をたっぷり食べてくれると、なんとなく安心するから不思議なものです。
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