江戸時代のべっ甲の価値!?
現代でもべっ甲製品といえば、眼鏡のフレームやかんざし等に代表されるように高価なものですが、江戸時代のべっ甲は現在よりもはるかに高価なものだったようです。

 

 

銀座かなめ屋のブログ-べっ甲扇子

 

実際、当時の文献には、かんざし一本で百両もした品があったと記されております。現在の貨幣価値で一両は約六万円というのが通説ですから、百両と言えばべっ甲のかんざしがなんと!一本で六百万円!もしたと言うことになります。

 

特に江戸の遊女の間で「おいらん」と呼ばれる女性は、いかに華やかに魅せるかということで、競うように高価なべっ甲の髪飾りを幾つも身につけていました。とかく江戸の時代よりべっ甲は高価な品として扱われて来たようです。

 


お手持ちのべっ甲製品で、汚れがひどくなった場合や、万が一破損してしまった場合は、当店にて仕上げ磨き、修理加工を承りますのでお気軽にお問合せ下さい。

 

■関連記事

『べっ甲豆知識』① 「普段のお手入れ方法と、保存方法」

『べっ甲豆知識』② 「べっ甲の種類、虫食いにご注意!」

『べっ甲豆知識』③ 「東京の伝統工芸品「江戸べっ甲」、「鼈甲(べっこう)」の名の由来について」

『べっ甲豆知識』④ 「江戸時代のべっ甲の価値!?」

『べっ甲豆知識』⑤ 「べっ甲の美しい装飾」

『べっ甲豆知識』⑥ 「失われた職人術【牛甲】、【張り甲】」

『べっ甲豆知識』⑦ 「べっ甲とワシントン条約とエコロジー」

『べっ甲豆知識』⑧ 「番外編・お正月を飾るかんざし【福徳繁栄・干支かんざし】、【稲穂かんざし】」

『べっ甲豆知識』⑨ 「あらためて基礎知識・歴史、種類、取扱い」

『べっ甲豆知識』⑩ 「亀供養」

『べっ甲豆知識』番外編① 「白べっ甲、黒べっ甲、赤べっ甲」

『べっ甲豆知識』番外編② 「唯一無二の天然模様が美しい、茨布べっ甲」

 

 

 

トップページへ戻る最新情報は、ブログトップページをご覧ください。

 

かんざし・帯留商品一覧|サイトマップ商品検索にご活用ください。

 

和装小物商品一覧|サイトマップ商品検索にご活用ください。

 

ブログ内画像一覧月別に各記事のトップ画像が一覧できます。

 

本日はお立ち寄り頂き有難う御座います。またのお越しを心よりお待ちしております。

 

 

 

 

 

 

▼こちらも併せてご覧ください。

 

 

 

 

 

読者登録してね

銀座かなめ屋・三代目のブログの更新情報が届きます。(承認制)

 


にほんブログ村 ファッションブログ 和装小物へ
にほんブログ村

★日本ブログ村【和装小物】ランキングに参加中!
上記バナーをクリックして応援して頂けると励みになります。