芸術鑑賞ぽろっぽぉ~ヾ(@^(∞)^@)ノ
今日はいつもお世話になっている台東区在住の鉄鋼場の若旦那より
ご案内を頂き、歌舞伎を事務員さんとメンバーさんの3名で鑑賞してきました
千代田区にある、国立劇場に於いて
第78回歌舞伎鑑賞教室、新古演劇十種の内、《身替座禅(みがわりざぜん)》
中村錦之助さん、坂東亀三郎さん、中村壱太郎くん、中村隼人くん、坂東彦三郎さん・・・
他の顔ぶれでとてもわかりやすく楽しい歌舞伎を観覧させて頂きました
これまでにも何度か歌舞伎は観に行っていたのですが、
今回は前から8列目花道のすぐ横と云う
とても観やすい席をキープでき開演前から大満足です
しかし
1ベルが鳴ったにもかかわらず
メンバーがまだ、会場に着いていなのです
このまま開演してしまえば、皆さんが観覧中に
「すいません!すいません!」
とコメツキバッタ確実となります。。。。
やはり劇場には余裕を持って到着したいものですね
そんなこんなで、開演されたのですが、
「踊る大捜査線」のテーマにあわせ、
いきなり舞台中央のスクリ―ンに写し出される演者の画像
・・・あれれれ 歌舞伎じゃないの???
と戸惑う中、舞台後方より登場した
若手の中村壱太郎くんと、中村隼人くんが今どきの洋服に身を包み舞台へ登壇
。。。。なんか違和感も感じつつも
二人の憎めない若々しい解説に引き込まれて行きます
・・・解説では歌舞伎の見方
舞台の構造
歴史
長唄や常磐津のことと
電光掲示板によって歌詞を訳してくれる等
また、女形化粧の過程を分かりやすく楽しく話してくれることが
より歌舞伎の興味を仰ぎました
20分間の休憩の後、いよいよ本編の「身替座禅」の始まりです
あらすじについては頂いた親子で楽しむ歌舞伎教室の教材を引用させて頂きます
都の近くに住む大名の「山蔭右京」に、
花子という女の人から、合いたいという手紙が届きました
右京はすぐに会いに行きたいと思うのですが、
「玉の井」という奥方がいて、なかなかそばを離れません
そこで右京は妙案を思いつきます
「玉の井」を呼ぶと、一人でお堂にこもり座禅をすると、うそをつくのです
「玉の井」は一晩だけならということで
しぶしぶ許してあげるのですが
実はその後、右京はこっそり家来の「太郎冠者」を呼び出して
自分の身替わりに座禅をさせてしまうのです
・・・そして、花子に会うために屋敷を抜け出します
坐禅の間は決してのぞくなと言われていた「玉の井」ですが、
夫のことが気になってお見舞いに来ます。
・・・嘘がばれてしまいました。。。
そこで「玉の井」は、「太郎冠者」の身替わりに座禅をしながら夫の帰りを待つことにします
・・・・翌朝
ほろ酔い加減で右京が帰ってきます
相手が「太郎冠者」だとばかり思い込んで、昨夜の楽しかった様子を
踊りながら話す右京は
奥方の悪口までも言ってしまいます
座禅をしているのが「玉の井」だとわかった時にはもう遅い!!!
びっくりして逃げる 右京を、怒りながらどこまでも追いかけ続ける「玉の井」でした。。。
というストリーで役者の皆さんが見事に演じておられ、とてもわかりやすく
しかも、笑いもしっかりとれている大満足できた舞台でした
この舞台は7/24(土)まで上演されていますので
お時間あるようでした足を運んでみてはいかがでしょうか?